言葉の違い

画。ガは「画は呉音のこと」。「絵画」と言い換えると分かりやすい。画・ガクは「画の漢音のこと」。「計画」と言い換えると分かりやすい。「画」は呉音では「描き記す」意味があり、漢音では「区切る」意味が強くなっています。音により意味が異なっている漢字です。これは他の漢字にも見られますが語源が関わっているようです。旧字の「畫」に...

万・マンは「万の呉音のこと」。「億万」と言い換えると分かりやすい。万・バンは「万の漢音のこと」。「万国」と言い換えると分かりやすい。呉音「マン」より漢音「バン」の方が寄り多くの言葉に使われています。しかし、「マン」も親しみのある言葉に使われています。「万一、万病、万引き、数字の位」など馴染みの言葉です。 「万・マン」は...

丁・チョウは「丁の呉音のこと」。「丁合」と言い換えると分かりやすい。丁・テイは「丁の漢音のこと」。「丁寧」と言い換えると分かりやすい。「丁」を「チョウ」と読む呉音は色々な場面で残っています。また、漢音「テイ」は「甲乙丙丁」の「丁」、「十干の丁」として親しまれてきました。また、2画漢字であるため、画数の多い漢字の書き換え...

直・ジキは「直の呉音のこと」。「正直」と言い換えると分かりやすい。直・チョクは「直の漢音のこと」。「直線」と言い換えると分かりやすい。「直」は「じき、ちょく、すぐ、ただちに、なおす、じか、あたい、のう」などと言う読みがあります。呉音と漢音の音、訓読みの多さが特徴です。呉音は「ジキ・ジカ」があります。漢音が「チョク」です...

俊茂は「草木が高く茂っていること、才知が優れていること」。両者の意味がありますから、ともに知っておきましょう。そんなに頻繁に使用される言い方ではないと評価できます。繁茂は「草木などが盛んに生い茂っていること」。草木などがよく生えていると感じられるケースで使用する言葉になりますから、そこは覚えておきましょう。 「俊茂」の...

神・ジンは「神の呉音のこと」。「神社」と言い換えると分かりやすい。神・シンは神の漢音のこと」。「神道」と言い換えると分かりやすい。「神」と言う漢字は実に良く日常的に使用します。「ジン」と「シン」「かみ」の三通りの読みがあります。「ジン」は呉音、「シン」は漢音、「かみ」は訓読みです。漢音も訓読みも良く使う漢字です。 「神...

茂才は「才能に優れている人材のこと」。何らかの才能が見られるような人であれば、このような言い方ができます。しかし、マイナーな表現であると評価できるでしょう。秀才は「優れた学問的才能を持っている人のこと」。主に学校の成績において、優れている生徒に対して使うことが多い言葉です。茂才と同じ場面で使っていくことができます。 「...

誓状は「神仏にかけて誓約をした文書のこと」。多くが知っている表現ではないと思われます。使うことができるシーンはありますが、そんなに頻繁には使用されない状況です。誓文は「神に対する誓いを書き記した文書のこと」。誓状の意味にかなり近くなっています。明らかな意味の差を認識することは難しいと言えると思われます。 「誓状」の意味...

誓断は「誓うこと」。何かを誓うケースでこのような言い方をしていきます。したがって、多くの場面で使っていくことができる可能性があるでしょう。宣誓は「多くの人たちがいる前で、何かを誓うこと」。選手宣誓という言い方がメジャーであり、それ以外の表現に関してはそんなに見られない可能性があります。誓断の意味に近いです。 「誓断」の...

誓言は「誓いの言葉のこと」。何かを必ずするといった約束における誓いの言葉という意味になります。たまに見聞きする可能性があると言えるはずです。誓盟は「誓うこと、約束すること」。使用できるシーンは割とありそうですが、このような言い方はそんなに有名ではなく、あまり知られていない表現という評価ができると思われます。 「誓言」の...