言葉の違い

真っ向は「真っ直ぐ前であること」。まさに前と言える状況であり、真っ直ぐに前を向いていると言えるケースで使いますが、対立をしているケースで使われることが多いでしょう。真向いは「正面と言える位置にある、向かい側のこと」。こういう意味で使っていくので、真っ向の意味に似ている箇所はあるでしょう。でも、違いもありますが。 「真っ...

真正面は「完全に正面であること」。正面という部分を強調する言い方になります。結構見聞きするシーンがあると言えるのではないかと思われるのです。向こう正面は「正面の向かい側のこと」。これは相撲や競馬などにおいて見聞きすることがあるでしょう。知っている人もいますが、聞いたことがない人もそれなりにいると言えます。 「真正面」の...

よりどりみどりは「たくさんあるものの中から、好きなように選んでいくこと」。ある人にとって、好きなように選ぶことができるようなケースで使っていく言葉になります。選び放題は「好きなように選ぶことができること」。よりどりみどりの意味にかなり近いです。そんなに大きな意味の差はないと評価できると思われる状況です。 「よりどりみど...

「ぞんざい」は、物事を粗略にすることです。英語では「rough」「rude」「perfunctory」「slipshod」「careless」「sloppy」で表されます。 「ぞんざいな仕事ぶりだ」は「He does his work sloppily. 」です。 「投げ遣り」は、結果はどうなろうとかまわないと、無責任...

「特売」は、特別に安く売ることです。英語では「a special sale」「a bargain sale」で表されます。 「特売日につきご返却・お取り替えご容赦ください」は「No returns or exchanges on sale items. 」です。 「廉売・れんばい」は、平常よりも安い値段で売ることです。...

後追いは「誰かの後を追うこと」。子供が母親の後を追う、付いて行くなどの意味で使っていくことが多いので、そこは知っておいた方がいいと言えるでしょう。跡追いは「後ろから追うこと」。意味は後追いとあまり変わらない状況であり、その点では区別はしづらくなっていると言えます。そこはしっかりと覚えておいた方がいいです。 「後追い」の...

追行は「続いて行っていくこと、追いかけていくこと」。追行という言い方はあまり見聞きしないでしょう。この言葉を知っている人はほとんどいないと言える可能性があります。追尾は「後をつけていくこと」。何らかの後をつけるという意味であり、人間ではないものが後をつけるようなシーンでも使われやすい表現になると言えます。 「追行」の意...

読み進めるは「先へと読んでいくこと」。本などをどんどん読んでいく、先に進んでいくという意味で使うことができるので、そこは頭に入れておきましょう。読み下すは「文章を最初から最後まで読むこと」。つまり、何らかの文章を全部読むという意味で使っていきます。あまり見かけない表現なので、親しみを感じづらい面があります。 「読み進め...

トラウマは「心に負った傷のこと」。ちょっとアバウトな意味ですが、思い出すことで不快な感覚が生まれるような、過去の体験などの意味で使われることが多いでしょう。心的外傷は「何らかの大きな出来事を経験した後、普段の生活に支障をきたすほどの強い反応が起きること」。トラウマの意味に近くなっており、区別しづらいと言えます。 「トラ...

手負いは「攻撃などによって、傷を負っていること」。怪我をしている状態における使用が多いので、そこは特に頭の中に入れておいた方がいい部分になるでしょう。怪我人は「怪我をしている人のこと」。そのままの意味です。手負いの意味に近いと言え、明らかな意味の差を認識することは厳しい状況となっていると言えるでしょう。 「手負い」の意...