言葉の違い 「古文」と「古典」の違い・意味と使い方・使い分け 古文は「学校で習う科目の1つであり、国語の中に主に存在する科目のこと」。 古文というのは現代文ではないという意味で、言葉遣いなどが現在とまるで異なっている文章のことを指しています。 古典は「古文と漢文を併せた概念であり、国語の中に主に存在する要素のこと」。 古典それ自体を科目として扱う場合もありますが、通常は古文と漢文...
言葉の違い 「看病」と「看護」と「介抱」の違い・意味と使い方・使い分け 「看病」は、病人に付き添って世話をすることです。 「看病疲れ」のようにつかいます。 「看護」は、病人やケガ人の手当てや世話をすることです。 「看病」同じ意味として使われますが、「看護」の方がより学問的で、専門性が問われます。 「看護師」「看護人」のように使います。 「介抱」は、傷病者に付き添って世話をすることです。 「...
言葉の違い 「分る」と「解る」と「判る」の違い・意味と使い方・使い分け 分るは「一般的に物事を理解すること」。 「理解」と言い換えると分かりやすい。 解るは「物事の中身や価値・意味を理解すること」。 「解釈」と言い換えると分かりやすい。 判るは「物事が明らかになること」。 「判明」と言い換えると分かりやすい。 どれも同じような意味があるため、公文書ではすべて「分る」が使われています。 分る...
言葉の違い 「算術」と「算数」と「数学」の違い・意味と使い方・使い分け 算術は「数学の古い呼称のこと」。 「和算」と言い換えると分かりやすい。 算数は「小学校の教科のこと」。 「初等数学」と言い換えると分かりやすい。 数学は「数量と空間図形に関する学問のこと」。 「中高等数学」と言い換えると分かりやすい。 数学は算術や算数を含めた数や図形に関する学問全般の総称になります。 算術は算数の以前...
言葉の違い 「遠回り」と「迂回」の違い・意味と使い方・使い分け 遠回りは「通常の道筋ではない道のりを何らかの理由で通る行為のこと」。 何かしらの目的で、最短経路など通常の道筋を通らないで、より距離が長くなる、時間がかかる道筋を通ることです。 迂回は「回り道をすること」。 単純に最短経路ではない、距離が長くて時間がかかる道筋を通ることを意味していますから、目的などは関係ないのです。 ...
言葉の違い 「独学」と「自習」の違い・意味と使い方・使い分け 独学は「特定の目標を達成するために、長期的に勉強などに取り組むこと」。 人に教わることなく、自分の力を使って長期的に勉強などをしていくことを意味しています。 自習は「特定のタイミングにおいて、自分だけで勉強をすること」。 基本的には長期的に行う予定はなく、特定のタイミングにおいて、たまたま1人で勉強する機会があったとき...
言葉の違い 「常識」と「教養」の違い・意味と使い方・使い分け 常識は「世の中の多くの人たちが抱いている同様の価値観、または考え方のこと」。 善悪や正しい、間違っているという概念とは別に、単純に多くの人たちが持っている価値観や考え方のことです。 教養は「学問の基礎となるような知っておくと便利であるような知識のこと」。 例えば大学では勉強の基礎として、教養課程や教養科目というものが存...
言葉の違い 「控訴」と「上告」の違い・意味と使い方・使い分け 控訴は「第一審の判決に関して不服のときに起こす申し立てのこと」。 つまり、最初の判決に関して納得いかない際に行う申し立てのことです。 上告は「第二審の判決に関して不服のときに起こす申し立てのこと」。 つまり、2回目の判決に関して納得いかない際に行う申し立てのことで、これ以降は不服申し立てができないようになっています。 ...
言葉の違い 「法律」と「法令」の違い・意味と使い方・使い分け 法律は「国会によって定められた国民が守るべきルールのこと」。 衆参両院で可決され、法律として成立したものが法律と呼ばれているのです。 法令は「法律を含めた国や行政機関が定めたルールのこと」。 行政機関が発する命令というものがこれに含まれ、法律も併せて法令なので、法令という言葉は法律よりも広い概念ということになるのです。...
言葉の違い 「気をつかう」と「気をくばる」の違い・意味と使い方・使い分け 「気をつかう」は「周りの人や出来事に細かく心づかいをする」という意味です。 主に人に対して使われることが多いです。 一方、「気をくばる」というのは、「遣う状況や物事、人などよくみて、よく聞いて判断をすること」です。 人に対しても使われることが多いですが、周囲の状況、身の回りの環境などに対して使われることもあります。 「...