言葉の違い 「森」と「杜」の違い・意味と使い方・使い分け 「森」も「杜」も「もり」と発音します。 「森」は、樹木が多く生い茂る所のことです。 林よりも規模が大きく、木々がより密集している所を指します。 「森の動物たち」「昼なお暗い森」「森を伐採して農地にする」のように使います。 「杜」は、神社を囲んでいる木立のことです。 神霊の宿る場所を指します。 「鎮守の杜」「杜の都」のよ...
言葉の違い 「発想」と「アイデア」の違い・意味と使い方・使い分け 発想は「何かを思いつくこと」。 それがどんなものであったとしても、考えたうえで頭の中に浮かんだものであれば、発想と言えます。 アイデアは「何かを始めるために必要な着想のこと」。 何かに取り組もうとしたときに頭の中に浮かんだこと、思いつきのことを指します。 だから、発想と意味は似ていますが、使用できるシーンが限られるとい...
言葉の違い 「窓辺」と「窓際」の違い・意味と使い方・使い分け 窓辺は「部屋の中から見たときの窓のそばのこと」。 部屋の中にいるときに窓の近くの部分を窓辺と表現するのです。 窓際は「窓のそばのこと」。 部屋の外側からの部分も含めたときの窓のそばのことです。 つまり、部屋の外側の窓の近くの部分も含むので、寄り該当する範囲が広いということになります。 あとは会社内の特定の社員のことを揶...
言葉の違い 「収束」と「集束」と「終息」と「終結」の違い・意味と使い方・使い分け 「収束」「集束」「終息」「終結」は、ものごとが終わる、おさまることの意味に使用されることが多い言葉ですが、意味合いが異なります。 「収束」は、混乱していたものごとが落ち着くという意味です。 「集束」は、光線が一点に集まるという意味です。 「終息」と「終結」は、ものごとが終わるという意味ですが、終結のほうがはっきりと終わ...
言葉の違い 「耐震」と「免震」と「制震」と「制振」の違い・意味と使い方・使い分け 住宅などの機能で「耐震」と「免震」と「制震」と「制振」という用語がよく使われます。 地震に強いというイメージがありますが、それぞれ違いがあります。 「耐震」は、建物に筋交いを入れるたりして、地震に耐えられるような構造にすることです。 「免震」とは、建物の土台と地盤の間に免震装置を設置し、揺れを建物に伝えにくくした構造の...
言葉の違い 「本しめじ」と「ぶなしめじ」、「ブナピー」の違い・意味と使い方・使い分け 食用のキノコとして、「本しめじ」と「ぶなしめじ」、「ブナピー」などが販売されていますが、それぞれ意味するキノコは異なります。 本しめじは、分類学的にはシメジ科シメジ属のホンシメジを意味しますが、以前は栽培したぶなしめじが「本しめじ」の商品名で販売されていました。 「ぶなしめじ」はシメジ科シロタモギタケ属のキノコです。 ...
言葉の違い 「重篤」と「重症」と「重体」と「危篤」の違い・意味と使い方・使い分け 重篤と重症と重体と危篤は、いずれも病気やケガが重い場合に使用しますが、その重さに違いがあります。 その中で最も重くない場合は「重症」を使用し、病状が深刻ではあるが生命の危険がないことを意味します。 「重体」と「重篤」は、ともに生命の危険がある状態ですが、「重体」はケガの場合、「重篤」は病気の場合に主に使用されます。 さ...
言葉の違い 「秘密」と「内緒」と「内密」の違い・意味と使い方・使い分け 「秘密」は、隠して他人に知られないようにすることです。 また、その事柄を指します。 「成功の秘密」「秘密を漏らす」のように使います。 「内緒」は、表向きにしないで内々に隠しておくことです。 「内密」と同じ意味です。 「内証」の転じたものです。 「医師に内緒で病院を抜け出した」「内緒で遊ぶ」のように使います。 「内密」は...
言葉の違い 「表千家」と「裏千家」と「武者小路千家」の違い・意味と使い方・使い分け 表千家は「千利休のひ孫宗佐が興した茶道の本家筋流派のこと」。 「本家」と言い換えると分かりやすい。 裏千家は「千利休のひ孫宗室が興した茶道の分家流派こと」。 「分家」と言い換えると分かりやすい。 武者小路千家は「千利休のひ孫宗守が興した茶道の分家筋で、武者小路通りにあった流派のこと」。 「分家筋」と言い換えると分かりや...
言葉の違い 「クラウチングスタート」と「スタンディングスタート」の違い・意味と使い方・使い分け クラウチングスタートは「陸上競技の短距離におけるスタート前の姿勢のこと」状態を落としてスタートを切ることになります。 スタンディングスタートは「陸上競技の長距離におけるスタート前の姿勢のこと」。 ほとんど立ったままスタートを切るような状況なので、これは姿勢と言えるようなものではもはやないかもしれないのです。 「クラウチ...