言葉の違い 「厳格」と「厳正」の違い・意味と使い方・由来や例文 厳格は「手加減などをしない厳しい対応のこと」。 容赦しないという状況であり、そういう厳しい対応をするときなどのケースで使用される言葉と言えます。 厳正は「厳しい態度で公正に対応する状況のこと」。 厳しいという点では共通していますけど、公正という部分はポイントになります。 公正さを確保する対応こそが厳正と言えるのです。 ...
言葉の違い 「内戦」と「内乱」の違い・意味と使い方・由来や例文 内戦は「国内で発生した武力衝突のこと」。 衝突の規模がそれなりに大きく、国内への影響が甚大だと思われるようなケースで使う言葉です。 内乱は「国内で発生した騒乱のこと」。 内乱に関しても武力衝突になることがありますが、衝突する一方の側が政府であることが多く、政府と何らかの集団の騒乱という言い方ができるでしょう。 「内戦」...
言葉の違い 「傍観」と「達観」の違い・意味と使い方・由来や例文 傍観は「当事者ではないという立場から、特定の出来事などを眺めること」。 当事者ではないがゆえに、他人事のような感覚で見ることができる状況を指しているのです。 達観は「全体やこれからのことについて見通すこと」。 全体がどうなっているのか、これからどうなりそうかという部分について考えていく状況を達観と表現するのです。 「傍...
言葉の違い 「愚直」と「馬鹿正直」の違い・意味と使い方・由来や例文 愚直は「自分の信念を曲げないで最後まで押し通すこと。」 「頑固」と言い換えると分かりやすい。 馬鹿正直は「馬鹿なまで真正直なこと」。 「真正直」と言い換えると分かりやすい。 状況が変化して、自分に不利になっても信念を通すのが「愚直」で、本当のことを言えば周りが迷惑するというのに言うことが「馬鹿正直」なのです。 「愚直」...
言葉の違い 「偽善」と「欺瞞」の違い・意味と使い方・由来や例文 偽善は「善人を装い、人を欺いて善をなすこと。」 「見せかけ善人」と言い換えると分かりやすい。 欺瞞は「人に嘘を付いて騙すこと」。 「詐欺的行為」と言い換えると分かりやすい。 偽善も欺瞞も人を欺くことでは同じことをします、偽善は善人に見せかけることにより、欺瞞は嘘を付くことにより人を欺くことをするのです。 「自己欺瞞」と...
言葉の違い 「裁決」と「採決」の違い・意味と使い方・由来や例文 裁決は「行政の法律にかかわる問題を裁くこと」。 行政庁が下す判断こそが裁決と言えます。 ただ、こういった場面以外でも裁決という表現はいろいろなシーンで使われることがあるのです。 採決は「議案の賛否に関して、会議におけるメンバーの多数決などで決めること」。 賛成、反対どっちが多いかを決めることを採決と表現していくわけです...
言葉の違い 「誘発」と「併発」の違い・意味と使い方・由来や例文 誘発は「ある1つの作用が別の作用を引き起こすこと」。 別の作用に関しては、どちらかと言えばマイナスのものになるケースが多いです。 併発は「特定の状況の発生と同時に、別の状況の発生が起きること」。 2つ以上の何かが同時に起きる際に使うと言えます。 状況だけ見れば、誘発に近いような光景にも見えるはずなので、区別が難しいかも...
言葉の違い 「不可解」と「不可思議」の違い・意味と使い方・由来や例文 不可解は「理解しようにも、理解することが不可能な状況のこと」。 常識や科学などを駆使しても理解できない状況に対して不可解という言葉を使います。 違和感があるなどの些細なケースにおいても使うことがあります。 不可思議は「異様な状況のこと」。 不思議に感じるような、通常とは違うと言える何かに対して使っていく言葉です。 「不...
言葉の違い 「偶発」と「突発」の違い・意味と使い方・由来や例文 偶発は「偶然に起きること。」 「偶然」と言い換えると分かりやすい。 突発は「突然に起きること」。 「突然」と言い換えると分かりやすい。 偶然はたまたまという確率で起きることです。 たまたまという確率はどのぐらいなのか、ハッキリしませんがあるものです。 突発は突然起きるのですが、突然とは確率は少ないかないと同じです。 「...
言葉の違い 「沈黙」と「暗黙」の違い・意味と使い方・由来や例文 沈黙は「一切喋らない状況のこと、物音がしない状況のこと」。 人が喋らない状況を意味することもありますけど、物音がしないで静かな状況のときにも使うことができます。 暗黙は「口に出さずに黙っている状況のこと」。 意味としては沈黙にかなり近いですが、暗黙に関しては特定のことを黙っているというニュアンスが強いです。 「沈黙」の...