「ボツ」と「お蔵入り」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ボツは「何らかの案を不採用にすること」。

誰かが考えたアイデアなどに対して使っていきますけど、ボツにされたものは基本的に誰にも興味、関心を持たれずに、そのまま消える運命にあると言えます。

お蔵入りは「あらかじめ計画されていたものが、何らかの理由により中止になること」。

計画はされていたのに、それが結果的に消えてしまう状況を指しています。

「ボツ」の意味

ボツとは、何らかの案を不採用にすることです。

せっかく考えたアイデアなどをいろいろな理由で採用しないケースで使っていきます。

このボツという言葉は、会話の中でたびたび耳にする可能性が高いと言えます。

しかし、文字で表記されるケースは相対的に少ないので、そういった部分に違いがあると言えます。

ここは知っておくと良いです。

「お蔵入り」の意味

お蔵入りとは、あらかじめ計画されていたものが、何らかの理由により中止になることです。

ボツはアイデアを出した時点で消えるケースで使いますが、お蔵入りはアイデアとして採用されたものが消えるケースで使っていくので、そこに違いがあると言えるでしょう。

テレビ番組などにおいては特によく使われる言葉と言えるはずです。

「ボツ」と「お蔵入り」の用法や用例

「せっかく考えた案なんだが、上司にボツにされてしまった。

俺としては結構自信があったんだけどな。

でも、こうやってボツにされると自信がなくなってくるよ。」

「テレビ番組においては結果的にお蔵入りとなり、放送されないまま消える運命となった存在が多くあるだろう。

その中にはすごい面白い映像が含まれているはずなんだよね。」

ボツとお蔵入りは微妙に意味が異なる

ボツとお蔵入りは同じような意味に見えるかもしれませんが、微妙に意味が異なります。

ボツはアイデアを出した時点でそれが採用されないシーンで使っていきます。

お蔵入りはアイデアとしては採用され、計画もされたものの、その後その計画自体が頓挫してしまうケースで使っていくのです。

だから、こういった部分で違いがあると言えるでしょう。

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