「救助」と「救護」の違い・意味と使い方・由来や例文

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救助は「生命の危険が迫っている人を助けること」。

すぐに助けないと、命を落とす可能性があるという人に対して使っていく言葉です。

救護は「助けたうえで看護をしていくこと」。

特定の人を助けたうえで、きちんと面倒を見るという部分まで含まれています。

病院など、きちんとした処置を受けることができるケースで使っていくのです。

「救助」の意味

救助とは、生命の危険が迫っている人を助けることです。

したがって、単に助けるというだけでは足りない状況と言えるでしょう。

命の危険が迫っていると言えるような、特殊なケースでのみ使っていく言葉です。

実際、救助にかかわる機会は多くの人たちにはないでしょう。

そういったことを仕事にしている人を除いてはまず馴染みを感じないはずです。

「救護」の意味

救護とは、助けたうえで看護をしていくことです。

助けるという行為が必要ですが、そのうえで助けた人の面倒を見ていくことが必要です。

たいていの場合には、病院などの設備がちゃんと整った場所で面倒を見ていくことになるので、治療を適切に行うことが可能でしょう。

救護についても多くの人たちがかかわることないと言えます。

「救助」と「救護」の用法や用例

「山で遭難していた人たちを無事に救助することができた。

このままの状況が続いたら命を落としていたかもしれないが、幸い全員が大丈夫みたいだな。」

「なんとかけが人を救護している最中だが、人手が足りない。

重傷者から先に見ていくしかないか。

それに設備も十分じゃないから、場合によってはどうしようもないケースがありそうだ。」

救助と救護はともに助けるという意味の言葉

救助と救護に関しては意味はかなり似ています。

どちらも助けるという意味で使用していくのです。

しかし、救助は単に助けるという意味だけで使うことができますけど、救護は助けたうえで看護までしていく必要があるので、それだけ使用できる場面は限られてしまいます。

そこに注意をしながら使い分けていく必要があると言えます。

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