ウドは「タラノキ属の多年草のこと」。
「山菜」と言い換えると分かりやすい。
ズイキは「サトイモの茎のこと」。
「芋がら」と言い換えると分かりやすい。
ウドは成長する前の茎を食用にするもので、日を当てないで栽培する「軟白ウド」がスーパーに並んでいます。
ズイキはサトイモ・ヤツガシラなどの茎の部分を食すものです。
「ウド」は大木の様に大きくなります。
「ウド」は成長すると人の背位になります。
成長したものは硬くて食べられませんから「ウドの大木」と言う「役に立たない」意味の言葉が生まれたのです。
「ウド」は若芽と茎を味噌に付けて生で食べます。
歯ざわりが「シャキシャキ」しているのが特徴で、独特の香りもあります。
テンプラにも出来ます。
スーパーに出回っているウドは軟白してあります。
「ズイキ」は芋の茎
「ズイキ」は「芋茎」と書きます。
赤い茎の「赤ズイキ」、軟白栽培の「白ズイキ」、「青ズイキ」の三通りがあります。
芋の種類により異なり、ヤツガシラの「赤」・ヤツガシラ軟白の「白」・ハスイモの「青」となります。
普通は「ズイキ」と言えば「赤ズイキ」のことを指します。
湯がいて食べる場合と乾燥させるものとがあります。
「ウド」も「ズイキ」も軟白栽培します。
「ウド」も「ズイキ」も白く柔らかく食べやすいように「日に当てない栽培法・軟白栽培」をします。
ムロや覆土をして、日光にさらさないように育てると、白くて柔らかいものに育ちます。
通常栽培では色が付き硬くなるのを、人為的に真っ暗の中で育てることを言います。
軟白するものは「モヤシ・カイワレ・シロネギ」などもあります。
「ウド」と「ズイキ」
「ウド」は「軟白栽培」される野菜です。
成長すると2mぐらいになるため、日に当てないで栽培して「軟白ウド」にして市場に出します。
「ウドの大木」と言う言葉は「役に立たないこと」の例えです。
「ズイキ」はヤツガシラやサト葉柄つまり茎部分のことで、「赤・白・青」ズイキの三通りありウドのように「軟白栽培」もされます。