「即決」と「即断」の違い・意味と使い方・由来や例文

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即決は「すぐに決定すること」。

迷うことなく、時間をかけることなく、決定に至るようなケースで使っていく言葉です。

迷う必要性がないような場面で使用していきます。

即断は「すぐに決断すること」。

迷うことなく、時間をかけないですぐに何かの決断をするシーンで使っていきます。

決断なので、決定よりも重要な事柄のケースで使っていくことが多いと言えます。

「即決」の意味

即決とは、すぐに決定することです。

基本的に特定の決定に至るまでに迷いがほぼ生じていない、時間がかかっていないというケースで使っていきます。

決定なので、日常的な判断と言えるものを扱うことが多いです。

したがって、そこまで重要な問題を扱うことはほぼないという点が即決の特徴でしょう。

普段の生活の中でも使いやすいです。

「即断」の意味

即断とは、すぐに決断することです。

即断に関しても、特定の決定に至るまでの状況に迷いや時間をかけるという部分がないケースで使っていく言葉と言えるでしょう。

決断なので、それなりに重要と言える事柄に対して使っていくことが多い言葉と言えます。

だから、日常生活の中でそこまで多用する言葉ではないと評価できるはずです。

「即決」と「即断」の用法や用例

「今日はカレーを食べようか、シチューを食べようかちょっとだけ悩んだけど、ものの数秒でシチューを食べることにした。

まさに即決という感じだったと思うんだよね。」

「この会社の融資を打ち切るべきかという重要な決断をわが社は迫られていたが、今回は即断で打ち切ることを決めた。

これが正しい判断だったと信じることになりそうだ。」

即決と即断は判断する内容に違いがある

即決と即断は意味自体はかなり似ています。

判断をすぐに行うという意味なので、大きな違いはありません。

しかし、即決は日常的な判断を扱うのに対して、即断はかなり重要な非日常的な判断を扱うので、そこに違いがあると言えるのです。

だから、即決の方が普段の生活の中では使う機会が多く、相対的に即断は使う機会が少ないと言えます。

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