「さわやか」と「さっぱり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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さわやかは「見た目がすがすがしく清潔感のあること。」

「清潔感」と言い換えると分かりやすい。

さっぱりは「清潔で見た目も小奇麗なこと、または全くダメな様子のこと」。

「小奇麗」と言い換えると分かりやすい。

どちらもきれいに整っている様子の事を言いますが、さっぱりは「商売がサッパリだ」「サッパリ人が来ない」と使うことが多い言葉です。

「さわやか」は見た目が好印象の様子や風景のこと
「さわやか」は清潔感がある綺麗な様子のことです。

「心地よい・安らぎがある・くつろぐ・落ち着く・リラックス出来る・憩える」などの意味合いがあり、人やもの・景色などに良く使われる言葉です。

例えば「目にもさわやかな青葉が茂っている」「さわやかな印象の好青年だ」「渓流はどこに行ってもさわやかな景色になる」「さわやかな五月の風が心地よい」などと使います。

「さっぱり」は清らかで気持ち良いこと
「さっぱり」は「楚々・小奇麗・」と言う意味で使われることがあり「サッパリした服装だ」と使い、「こだわらない・淡泊・無関心」と言う意味では「随分さっぱりした考えだな」と使い、「調子が出ない・勢いや活気が無い・不順」などの意味では「さっぱり振るわない」「あれ以来、さっぱり人通りが少なくなった」と使い、「味が淡泊・体がすっきり」などでは「サッパリした汁もの」「水を浴びてさっぱりした」などと使います。

「さわやか」は印象が良い意味だけですが、「さっぱり」はそれ以外にも意味を持った言葉
「さわやか」は、意味は「受ける印象」に限定されたものですが、「さっぱり」は「受ける印象」の他に、「淡泊・不調・すっきり」などの違う意味があります。

「ものにこだわらない、なんとさっぱりした人だ」「試合の日だというのに、さっぱり調子が出てこない」「真夏の渓流で水遊びを楽しみさっぱりした」「髪をカットして、頭を洗ってもらったら身も心もさっぱりした」などと使います。

「さわやか」と「さっぱり」

「さわやか」は清潔感や心地よい印象のある人やもの・風景を言います。

「さっぱり」も好印象のことも言いますが、他に違う意味もあり、「無関心・不振・汗を流す」などの意味合いを持ちます。

「目にもさわやかな若葉」「さわやかな感じの人」「さわやかな渓谷の流れ」「サッパリとした姿」「さっぱり関心を示さない」「客の入りはさっぱりだ」「風呂に入りサッパリした」などと使います。

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