「強襲」と「襲撃」の違い・意味と使い方・由来や例文

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強襲は「猛烈な勢いで敵に襲い掛かっていくこと」。

敵に対して襲い掛かる際に、勢いよくという部分が必要であり、そこが特徴的な言葉と言えます。

襲撃は「敵に向かって、不意を突いて襲い掛かること」。

勢いはそこまでいらないものの、不意を突くという点はポイントです。

したがって、そこで強襲との差を見出すことができるはずです。

「強襲」の意味

強襲とは、猛烈な勢いで敵に襲い掛かっていくことです。

敵に襲い掛かる際に猛烈な勢いである必要があるため、そこはポイントになるでしょう。

つまり、普通に敵に襲い掛かるわけではないと言えます。

ただ、多くが想像するシーン以外でも使うことがあり、例えば野球においては強襲ヒットという言い方をするので、この場合には一般的な敵に襲い掛かる状況とは違います。

「襲撃」の意味

襲撃とは、敵に向かって、不意を突いて襲い掛かることです。

敵に向かって襲い掛かるという意味では強襲とほとんど同じ意味になりますが、不意を突くので、そこは襲撃ならではの部分と言えます。

それに勢いが必要ないので、そこも強襲との差になるでしょう。

襲撃に関しては、悪党などのアジトに潜入して、襲い掛かるようなシーンが代表的です。

「強襲」と「襲撃」の用法や用例

「今の強襲ヒットはすごかったな。

守っている野手からすれば、かなり怖い打球だったんじゃないか。

これがエラーになってはさすがに可哀想だから、ヒットで良かったね。」

「強盗団は3人組で目出し帽をかぶり、武装して銀行を襲撃してきたらしい。

手際が非常によく、金を奪うとすぐに車で逃走したみたいだ。

これは犯人一味を特定するのは大変化もしれない。」

強襲と襲撃はともに襲うこと

強襲と襲撃に関しては、どちらも襲うという意味の言葉になります。

ただ、強襲は勢いよく襲う必要があり、襲撃は不意を突く必要があるので、そういった部分で違いが存在しているのです。

どちらもたまに見聞きする可能性がありますから、意味は知っておいた方が良いでしょう。

ただ、自身で使う経験はそこまでないと言えるはずです。

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