「トントン」と「ドンドン」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

トントンは「軽く物を叩く時の音のこと。」

「ドァノック」と言い換えると分かりやすい。

ドンドンは「強い力でものを叩く時の音のこと」。

「破壊音」と言い換えると分かりやすい。

どちらもたたく音ですが、程度の問題です。

また、まったく別の意味にも使われています。

「トントン拍子iに進む」「ドンドン先へ進め」などと使います。

「トントン」は軽い音

「トントン」はノックオンなどで使います。
トイレや人がいる部屋に入る際には必ずノックをするものですが「トントン」はその時にドァを軽く叩く音になります。

「トントンとドァを叩く音がしたので、どうぞと言って入ってもらった」「トントンと階段を降りる音がする」「トントン拍子の出世だ」「トントンとお見合いの話は進んだ」と使います。

「ドンドン」は大きな音や急速なこと

「ドンドン」は床を足で踏みつけることや、何かで壁を叩く音などになり、比較的大きな音になります。
例えば「となりの子供が壁をどんどんと叩いて迷惑だ」「マンションの二階にいる住人はドンドンと音をお構いなしに立てている」「どうぞドンドンとお食べ下さい」「ドンドンと水位は上がり続けた」「ドンドン先に行く」などと使います。

「トントン」は軽く「ドンドン」は重い。

「トントン」は音では軽い感じのものです。

「ドンドン」の音は比較的重い感じのものです。

「トントン」は音以外では「早く・順調に」と言う意味があり、「ドンドン」では「急速に」と言う意味になります。

「トン」と一つでの使い方では「少しも」となり、「ドン」では「ドッシリと」と言う意味になります。

「トンと思いつかない」「ドンと構える」と使います。

「トントン」「ドンドン」

「トントン」はノック音など軽いイメージのものになります。

「ドンドン」は壁や床を叩く大きな音のことです。

「トントンとノック音がした」「トントンと機織りの音が聞こえる」と使います。

「ドンドンと大きな音が二階からする」「ドンドンと壁は壊された」「ドンドンとわんこそばは勧められる」「どうぞドンドンと進めてください」などと使います。

最新の記事はこちらから