「月光」と「月影」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

月光は「月が照らす明るい光のこと。」

「月明り」と言い換えると分かりやすい。

月影は「月の姿・形または月明りのこと」。

「月形」と言い換えると分かりやすい。

月光も月影も月に関するロマンチックな言葉の一つです。

これらは月の光そのものや光っている月の姿を表しています。

影と言う字は光を表す景から作られていますので、影ではなく光と言う意味になります。

「月光」は月明りのこと

「月光」は日光と対の言葉になります。
月が太陽に照らされて反射する光が地球に降り注ぐものを言います。

大体が満月かそれに近い状態のときに光は強くなります。

昔より歌に詠まれ、「月光値千金」など歌謡曲の題材にもなっています。

また、日本画の対象ともなるものです。

音楽でベートーベン作曲の「月光ソナタ」は有名です。

「月影」は月の姿や月光、月に照らされたものなどを言う

「月影」は光そのものと光を発している月の姿、ほのかな月明かりに映る人などの意味を持ち、いわゆる暗い影ではありません。

例えば「月影さやかにと言う歌は懐かしい」「月影に映し出された人」などと使います。

また、「月影」は古風でロマンチックな感じがする言葉なため、テレビの番組名や商品名・小説脚本の描写などに使われています。

「月光」も「月影」も光のことを意味します。

「月光」は当然ながら「月影」も月明りのことを意味することがあります。

「月影」は光る姿を見ているわけでつまり光を見ていることになり、ひいては光に映しだされた人なども言うことになります。

「影」の「景」は太陽の光のことで、日光に照らされた景色も言う様になり、「月影」と同様の使い方になります。

「景色・景観・絶景」などと言います。

「月光」「月影」

「月光」は月が太陽の光を反射して地球に降り注ぐ光のことです。

特に満月の光は強くかなり明るく感じます。

「月影」も月の光のことで、暗い影とは違います。

月明りのこと、光っている月の姿、または月明りに照らされたもののことを言います。

大体月明りと言う意味で使われているようです。

「月影さやか」と言う言葉が印象的です。

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