「タンポポ」と「ノゲシ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

タンポポは「菊に似た黄色い花を咲かせる野草のこと」。

「単独花」と言い換えると分かりやすい。

ノゲシは「菊やタンポポに似た黄色い花をつける野草のこと」。

「複数花」と言うと分かりやすい。

タンポポはお馴染みの野花ですが、花が非常に似て紛らわしいものとしてノゲシという野草が存在します花は複数咲き、タンポポの一本花とは違います。

「タンポポ」は在来種と外来種があります。

「タンポポ」は現在みられる野生のものはほとんどが外来種と言えます。

在来種は6種ほどあり「日本タンポポ」と呼ばれます。

外来種は「西洋タンポポ」と呼ばれ2種があり、全国に頒布しているもので外来危惧種になっています。

在来種との見分け方はたくさんある黄色い花弁を束ねている「総苞片」という緑色の物の形で見ます。

閉じている方が在来種なのです。

外来種は反り返っています。

「ノゲシ」は1メートル近い野草でタンポポと見間違う黄色の花を複数付けます。

「ノゲシ」は「野芥子」と書きますが芥子ではありません。

葉の形が芥子と似ているというだけのことです。

キク科であることから花は菊に似て、またタンポポに似た黄色い花を付けますが、背が高くなりバラのように複数の花になるため、タンポポとはすぐに区別が付きます。

ウスジロノゲシ・オニノゲシなどの変種や近縁種もあります。

「タンポポ」と「ノゲシ」の区別はついても「西洋タンポポ」との区別は付ません。

「タンポポ」と「ノゲシ」はキク科の仲間ですから、当然花はキクに似たものになり色も同じ黄色なのです。

しかし、「ノゲシ」は背が高くなり一本の茎に複数の花を付けるため、「タンポポ」とは見間違うことはありません。

しかし、花は大変に似ています。

「タンポポ」は「日本タンポポ」と「西洋タンポポ」があり、見ただけでは見分けは難しいものです。

「タンポポ」「ノゲシ」

「タンポポ」はキク科の仲間で、日本在来の「日本タンポホ」と外来の「西洋タンポポ」があります。

現在見られる「タンポポ」はほとんどが「西洋タンポポ」と言われるものです。

外来種で繁殖力が強く、綿帽子も種数が多く全国に頒布してしまいました。

「ノゲシ」はやはりキク科の仲間で、花を見るとタンポポなのですが、背格好は大きな野草ですから区別はつきます。

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