「空中」と「宙」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「空中」は、大空の中のことです。

「なかぞら」ともいいます。

英語では「the sky」「the air」で表されます。

「たこが空中高く飛んだ」は「A kite was flying high in the sky.」です。

「空中給油」は「air-to-air refueling」です。

「宙」は、地面から離れたところのことです。

英語では「the sky」「the air」で表されます。

「宙をいく心地であった」は「I felt as though I were walking on air.」
「宙にぶら下がる」は「hang in the air」です。

「空中」の意味

「空中」は、大空の中のことです。

「なかぞら」ともいいます。

地面から離れた空間のことです。

「そら」「大気中」のことです。

以下のように使います。

ゴンドラに乗って空中散歩する 空中分解 空中権
空中ブランコ 空中写真 空中戦 空中遊泳

<空中楼閣>
空中に楼閣を築くような、根拠のない物事を指します。

架空の事物です。

または、蜃気楼のことです。

「宙」の意味

「宙・ちゅう」は、以下のような意味です。

①無限の時間を表します。

「古往今来」のことです。

②「空・大空」のことです。

「虚空」「空間」のことです。

地面から離れたところのことです。

③そらで覚えていることです。

「暗記」のことです。

以下のように使います。

リニアモーターカーは車体を宙に浮かべて走ります
宙を舞うように踊る 宇宙 構想が宙に浮く
宙で読む 宙で説明する

<古往今来>
「古くから今に至るまで」という意味です。

「今来」は、「現在」という意味です。

「空」と「宙」の漢字

「空」
字義は「そら・あおぞら」「むなしい」「むだに」「むなしくする」「から・うろ」「大きい」「広い」「道家思想の虚無」
「虚心」「仏教に於いて、『因縁によって生じる仮の姿』です。

解字では、「穴+工」で構成されます。

「工」の部分は、「ノミなどの工具で貫く」を表します。

これから、「貫かれた穴」を表し、「むなしい」という意味になりました。

それから転じて、「そら」を意味します。

「宙」
字義は「そら」「天地間の広がり・空間」「時・無限の時間」です。

解字では、「宀+由」で構成されます。

「由」の部分は、「深く通じる穴」を表します。

これにより、「奥深く通じる建築物」を表し、「棟木・永遠に通じる時」の意味を表します。

一方、「説文・せつもん」では、「宙」の音が「舟」に通じ、「由」に経由の意味があるところから、「舟があちこちを経由して循環する時間」を意味すると説いています。

<説文・せつもん>
文字の成立と原義とを説明することです。

「説文解字」の略です。

「空中」は、 大空の中のこと
「宙」は、 地面から離れたところのことです。

「空中」「宙」は、類語です。

共通する意味は「地面・床もしくはそれに準ずるものから上に離れた場所」です。

「空中」は、地上に近いところから高空までの広い範囲を指します。

その意味で、「空・そら」の一部ということができます。

「宙」は、多くの場合、地上からそれほど高くない場所を指します。

「計画が宙に浮く」「宙を飛んで帰る」のような、比喩的な用法でも用いられます。

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