「ザクロ」と「ザクロ石」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ザクロは「赤い花、赤い実がなる落葉樹のこと。」

「粒状実」と言い換えると分かりやすい。

ザクロ石は「ザクロに似た宝石のこと」。

「ガーネット」と言い換えると分かりやすい。

ザクロは赤い実がなり、中には粒粒の実がビッシリと入っています。

また、ザクロ石は宝石のガーネットのことで、ザクロのような形をしていることから名付けられました。

「ザクロ」は変わった果実

「ザクロ」は果実で赤い丸い実の中に種が一つ一つ透明の皮に包まれて粒粒のように見えます。
熟すと実が割れて中が見えます。

一つ一の種粒を口の中で潰して種を出し食べるのですが、面倒なことで効率が悪いと感じます。

そのためザクロジュースやザクロシロップはこの手間を省いたものです。

食用や観賞用で栽培されています。

「ザクロ石」は宝石

「ザクロ石」は鉱石に植物の名前が付いている宝石です。
「ザクロ石」は原の見た目が小さな赤い粒が固まっているように見えることから、ザクロの実に例えて名前が付けられました。

原石の色は赤の実ならず、黒・褐色・黄色・緑色など様々です。

非常に硬い性質を利用して研磨材にしますが、程度の良いものは一月の誕生石のガーネットになります。

「ザクロ石」のように「ザクロ」と言う植物の名前が付いているのは珍しい。

鉱物と植物が組み合わされた名前は、良く知られているのは「ザクロ石」と「菊花石」位かも知れません。

原石や石の表面が見た目で植物に似ているということから、名前に付けられたと考えられます。

因みに鉱物と動物では猫目石・キャッツアイがあります。

やはり見た目が猫の眼のように見え縦の光筋が見えることに由来します。

「ザクロ」「ザクロ石」

「ざくろ」は果物で赤い実に包まれた粒状の種が透明な皮につつまれたてビッシリと詰められているものです。

良く熟すと実ははじけて中の粒粒の実が見えるようになります。

「ザクロ石」はまるでザクロの実の粒が集まったように原石が見えることから名付けられたものです。

固いので研磨材として利用されるほか、状態の良い原石は宝石のガーネットに加工されます。

最新の記事はこちらから