「度外視」と「無視」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

度外視は「最初から人やものを考えに入れないで無関係にすること。」

「無関係」と言い換えると分かりやすい。

無視は「関係ある人やものを仲間や考えに入れないこと」。

「村八分」と言い換えると分かりやすい。

度外視は関係ない人やものは最初から考えの対象としないことです。

無視は意図的に仲間外れにすることや関係があるものでも考慮の対象にしないことです。

「度外視」は無関係のものを除外すること

「度外視」は「数に入れないこと」という意味があります。

数に入れるとは考慮の対象とすることですから、「度外視」はある反中で物事を考える際に、関係ないと思われるものや人を最初から考えないということです。

例えば「条件に合わないものは度外視して良い」「まだ青い実は度外視して成熟した実だけを選んでください」と使います。

「無視」は関係あるものを除外すること

「無視」は「視ないこと」ですから、仲間に入れないことや考慮しないことです。
つまり関係あることや人について考えに入れないことです。

例えば「信号無視は絶対に無視は出来ない」「人を無視するのもいい加減にしろ」「あの人を無視すると後で痛い目に合うそうです」「これは無視して言いです」「無視できるものは何ですか」と使います。

「度外視」と「無視」は違いう。

「度外視」は多くのものから必要ないものを考慮の対象外とすることです。

「無視」は関係あるものを敢えて除外することです。

どちらも「除外」することでは同じですが、関係ないか関係あるかの違いです。

「度外視」は同じ範疇の中で必要ないものを関係ないものとして除外することです。

「無視」は関係あるものを必要ないと除外することです。

「度外視」「無視」

「度外視」は関係ないものは「度外視」しても構わないが、関係あるものは「度外視」はしては不都合となります。

例えば「収穫でイチゴは白いものは度外視しても、赤いものは度外視してはいけない」となります。

「無視」は関係あるものを「無視」することは問題があり、関係ないものは「無視」しても一向に問題はないのです。

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