「悪口」と「陰口」の違い・意味と使い方・由来や例文

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悪口は「面と向かって相手のことを罵ること」。

「罵声」と言い換えると分かり易い。

陰口は「相手がいない場所で相手の悪口を言うこと」。

「ひそひそ話」と言い換えると分かりやすい。

悪口は相手に向かってするもので影口は相手の不在の時に第三者にする悪口のことです。

面と向かう方が、その場で反論・釈明が可能なだけあとくされが少ないと言えます。

「悪口」は相手に向かい合い言うこと

「悪口」は面と向かい言われることですが、反論ができるため、誤解があればその場で解消できるのです。
悪口は悪意を持ってする場合と、相手のことを思ってする場合とがあるのです。

悪意の場合は喧嘩に発展する可能性があります。

善意の悪口は冗談が入っていればなおよく、聞く方も比較的冷静に聞き反省をするかも知れません。

「陰口」は本人不在でする悪口

「影口」は相手がいない間にこそこそと話しをして、相手を悪く言うことで悪意を感じます。
相手を貶める目的がある場合は、完全に悪意で行われる卑劣なものです。

聞いている方はそのようなことはないと反論してくれればまだしも、本当かと信じることが多いものです。

一方的な話を吹き込んで、相手の言い分が聞けないまま噂として広まるという、最悪な事態にもなりかねません。

「悪口」は言われても「影口」は言ってはいけない。

「悪口」はその内容に反論や釈明が出来るものですが、「影口」はそれが出来ないだけ卑怯な行為と言えます。

「影口」をするような人物は人を信用・信頼出来ない性悪の持ち主なのかも知れません。

そのような人とは距離を置いた方がましです。

言われがあっても中傷は聞く方にとっては、影口を言う人に対して不信感を持ち軽蔑するでしょう。

「悪口」は「影口」の違い

「悪口」には悪意のものと「善意」のものがあります。

悪意を持っていうことは喧嘩を仕掛けるに等しい行為と言えます。

冗談めいて言う「善意」の悪口は相手に反省を促す強い言葉となります。

「影口」は本人不在なので、何とでもいえる訳で非常に卑劣な行為です。

「影口」や告げ口をする人は軽蔑されるのが落ちなのでしょう。

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