「受信」は、電信・電話やラジオ放送・テレビ放送を受け取ることです。
英語では「reception」で表されます。
「無線を受信する」は「receive radio」です。
「衛星放送を受信する」は「get satellite broadcasts」です。
「着信」は、通信が到着することです。
「電信の着信」の場合「the receipt of a telegram」です。
「郵便の着信」の場合「the arrival of the male」です。
「着電」は、電信の到着することです。
英語では「receive a telegraph」で表されます。
「電信で」は「by telegraphy」です。
「電報」は「a telegram」です。
「受信」の意味
「受信」は、以下のような意味です。
①手紙や電報を受け取ることです。
②電信や電話やラジオ放送・テレビ放送を受け取ることです。
以下のように使います。
放送を受信する 受信人 電子メールを受信する
受信装置 受信料 受信主義
<受信主義と発信主義>
「受信主義」とは、法律に於いて、隔地者に対する意思表示は、相手方に到達した時に効力を生ずるものとする立場を指します。
「到達主義」「受領主義」ともいいます。
「発信主義」は、法律に於いて、隔地者に対する意思表示は、相手方にむけて発信した時に効力を生ずるものとする立場を指します。
この場合の発信とは、手紙の投函のように意思表示が表意者の支配圏を離れることをいいます。
民法では、「受信主義・到達主義」が原則です(97条1項)。
ただし、契約に於ける承諾の意思表示などについて発信主義を認めています(526条2項・解釈上争有り)。
「着信」の意味
「着信」は、音信の到着することです。
また、その音信・通信を指します。
「受信」のことです。
通信が到着することです。
以下のように使います。
今朝着信したニュース
着信局 着信音
緊急のニュースを着信する
<着信アリ>
映画・2004年
三池崇史監督作品
出演:柴咲コウ・堤真一・吹石一恵・岸谷五朗
現代人の必須アイテム、携帯電話の着信が、死の予告になるという、ホラーシリーズの第一弾です。
「着電」の意味
「着電」は、電信の到着することです。
また、その電信を指します。
以下のように使います
北京から着電する
勝利の着電をとどける
暗号による電信の着電はまだか
<電信>
文字・数字を符号化(例えば、モールス符号・印刷電信符号など)して電子信号に変えて伝送し、これを基に文字・数字に復元して行う信号のことです。
ファクシミリやテレックスも電信の一種です。
1838年頃、アメリカのS.モースが電信機とモールス符号を発明しました。
「受信」は電信や電話やラジオ放送・テレビ放送を受け取ること、 「着信」は 通信が到着すること、 「着電」 は、電信の到着すること
「受信」「着信」「着電」は、類語です。
「傍受」は、これらの言葉の関連語です。
共通する意味は「通信を受け取ること」です。
「受信」は、他からの通信を受け取ることです。
「着信」「着電」は、通信が着信することです。
これらの言葉の反対語は「発信」「送信」です。
「傍受」は、他人の交信をわきから受信することです。
「無線を傍受した」のように使います。