「迷信」と「世迷い言」の違い・意味と使い方・由来や例文

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迷信は「世の中で広く信じられているもののうち、根拠に乏しいもののこと」。

常識と言えるものの中で、実は合理的な理由を見出すことができないものに対して使います。

世迷い言は「訳が分からないこと、バカバカしいこと」。

謎めいた言動などに対して使われる言葉と言え、理解不能な状況において使用するシーンが多くあります。

「迷信」の意味

迷信とは、世の中で広く信じられているもののうち、根拠に乏しいもののことです。

世の中では当たり前になっているもの、つまり常識のうち、実は理由がよく分かっていない、判明していないものに対して使います。

根拠が乏しいのにかかわらず、なぜか世の中では正しいという扱いになっているような対象である必要があるということです。

「世迷い言」の意味

世迷い言とは、訳が分からないこと、バカバカしいことです。

相手が言っていることのうち、何を言っているのかよく分からないこと、聞く耳を持つ意味を見出せないようなものに対して世迷い言という言い方をします。

基本的には否定的な意味を持つ言葉なので、実際に世迷い言を使っていく際には注意をした方が良いと言えるでしょう。

「迷信」と「世迷い言」の用法や用例

「医学の知識として普及しているものの中には、実は根拠を見出せないものが含まれている。

しかし、多く人たちはそれが正しいと信じて今日も当たり前に使用しているんだ。

迷信にもかかわらず。」

「たまに世迷い言を言う人間に出くわすが、ああいった人たちは自信で何を言おうとしているのか分かっているのだろうか。

無意識のうちに発せられた言葉に思えてならないんだよ。」

迷信と世迷い言は意味は全く別物

迷信と世迷い言に関しては言葉は若干似ていますけど、意味は全く異なっています。

迷信は常識のうち、根拠に乏しいもののことですけど、世迷い言は訳が分からないことなので、区別はしやすいと言えます。

それぞれはそこまで頻繁に使用するとは言えないものの、どこかで耳にする可能性があるだけに、意味はしっかりと理解しておきましょう。

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