「充電」と「蓄電」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「充電」とは、電池の中に電気エネルギーを外部から送り込み、充足させる行為を指します。

一般的な電源コードを使うものや、何らかの物理的な力を利用して電気エネルギーを生み出して電池の中で増やしていくものがあります。

「蓄電」とは、電気エネルギーを電池の中に蓄える行為です。

充電池に外部から電気エネルギーを送り込むことで、蓄電されている状態となります。

「充電」とは

「充電」とは、二次電池とよばれるものに外部から電流を送り込むことによって電気エネルギーが電池内に満ちていく行為です。

外部の電源装置を接続させて、高い電圧を加えることによって充電されるほか、物理的な回転による発電機のようなもの、ソーラーパネルを利用して太陽光を使った充電などもあります。

バッテリーなどは使用するだけでは電気エネルギーを減少させるだけなので、充電というのが必要となります。

「蓄電」とは

「蓄電」とは、二次電池とよばれるものを充電させることで電気エネルギーを蓄えた状態を指します。

日常生活では、電力会社から購入した電気を充電させることで蓄電したり、自宅等で発電することによって蓄電したりする方法があります。

蓄電に際し、二次電池を充電することによって電気エネルギーを化学的に変換させることで電気を蓄えることができます。

「充電」と「蓄電」の違い

「充電」と「蓄電」の大きな違いは、電気エネルギーの動きがともなうかどうかの違いです。

電流を流すことで電気エネルギーを蓄える充電は、電気エネルギー、いわゆる荷電粒子や電荷が動的の状態であるといえます。

一方、蓄電は充電池のなかに電気エネルギーが蓄えられている状態のため、荷電粒子や電荷が静的な状態であることが分かります。

「充電」「蓄電」の区別をおさえよう

電気は、電荷の移動によって電流が発生するものであり、充電は、電流を流すことによって荷電粒子を二次電池に送り込むことを指します。

そのため、電子や陽子が外部から二次電池内に動くということになります。

一方、蓄電は、既に二次電池に電気エネルギーが蓄えられている状態のため、電子や陽子は動かないということになります。

ちなみに、充電を行わなければ、当然蓄電を行うことはできないという点には注意しなければなりません。

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