「マナー」「ルール」「モラル」「エチケット」の違い・意味と使い方・由来や例文

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マナーとは、一般的な礼儀作法のことを言います。

決まり事ではなく、違反したからといって罰せられるものはありません。

ルールとは、規則を指すため、必ず守らなければなりません。

モラルとは、道徳的・良心的な言動や気遣いであり、エチケットは、最も基本的な礼儀作法をそれぞれ指します。

これらも規則として定めていなければ基本的に守っていないから取って厳しく処断されるわけではありません。

マナーとは

マナーとは、普段生活をしていくにあたって知っておくべき礼儀作法となります。

マナーは、その国や民族、またそれぞれの文化や時代によって形式や作法が異なります。

食事に際してもお椀を持って食べるのか、テーブルに置いて食べるのかという違いが国により異なります。

テーブルマナーやビジネスマナーなど、さまざまなものがあり、円滑な人間関係を築き上げる上でも大切なものとなります。

ルールとは

ルールとは、規制や規則のことであり、守らなければならない決まり事を指します。

スポーツ、各種団体、いろいろな行事などにおいて遵守されなければならないものであり、これを破れば何らかのペナルティを受けることがあります。

社会秩序の維持、集団生活の円滑な遂行をする上で非常に重要なものであり、同時にこれらを守ることによって安全が守られることもあります。

モラルとは

モラルとは、その人が持つ良心的な言動や気遣い、心遣いといったものを指します。

それぞれの個人の良心の程度、善悪の基準など倫理観に基づくものに左右されます。

日常生活において、みんなが広く幸せになるために守るべき道徳的なものであり、これを破ると、その人に対する印象は決していいものではありません。

モラルは個人の倫理観や道徳観が影響するため、嘘をつかない、人を傷つけないといった基本的なことから、偶像崇拝の禁止などのような広く文化的・民族的な背景が及ぶこともあります。

エチケットとは

エチケットとは、私たちの生活のなかで最も基本的な礼儀作法であり、相手によって大きく異なるものでもあります。

日本の場合であれば、個人に対して不快な思いをさせないように注意を払うための作法であり、入浴前に一度お湯を体にかける、訪問先の外靴をそろえる、箸をご飯の真ん中に立てないなど、挨拶・食事・冠婚葬祭・ビジネスなどあらゆる場面において、相手の気持ちを害しないように努めるものをエチケットといいます。

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