「自由」と「自在」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

自由は「他からの束縛や制限がなく自分で何でもできること。」

「フリー」と言い換えると分かりやすい。

自在は「思い通りに出来ること、動くこと」。

「意のまま」と言い換えると分かりやすい。

「自由自在」という言葉があり、「自分の意志で何事も思いのままに出来ること」を意味します。

自由と自在は制限がなく思いのままに出来ることです。

「自由」は自らが束縛を受けずに何でも出来ること

「自由」は人間の基本的な権利と言えます。
世界には「自由」の無い国もあり、政治的に不自由さであることや、経済的に不自由であることなどが理由としてあります。

自由主義国家では自由な生活は保障されるものですが、独裁体制では規制が厳しく不自由なことも多いのです。

「個人の自由」「自由にして」「自由が利かない」などと使います。

「自在」は自由な存在ということ

「自在」は人や物などが自由に動くことが出来ることです。
囲炉裏にぶら下がる「自在鉤」、斜めになっても倒れない「自在コマ」、「自由自在」に動ける、「変幻自在」に出没する、アウトドアで活躍する「自在結び」、ヘッドが動く「自在水栓」などの言葉があります。

「自在」は人の動きが素早いことや、ものを自由に動かせるという意味があります。

「自由」と「自在」は一緒に使われます。

「自由自在」は仏教用語です。

自由で気ままに動けることを習得しれば自在という存在になれると言う意味なのですが、意味は束縛もなく勝手気ままに何でも出来ることで、普段の生活に入り込んでいる言葉です。

「自由」だから「自在」ということなのです。

本来は違う意味を持つ言葉ですが「自由自在」と同じ意味の熟語として使っています。

「自由」と「自在」について。

「自由」は誰にも束縛や制限を受けずに自らの意志でどこへでも行くことが出来、何でも行うことが出来、どのようなことも発言できる権利としてあるのですが、体制の異なる国では様々な制約があるのです。

また、経済的貧困で「自由」が制限されることもあります。

「自在」は人やものが自由に動ける、動かせることを意味します。

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