「勝ち」と「実質負け」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

勝ちは「勝負事に勝つこと」。

「勝利」と言い換えると分かりやすい。

実質負けは「勝負には勝ったが実態として負けと感じること」。

「実態負け」と言い換えると分かりやすい。

「勝ち」は内容も相手より優れていることで結果も褒められるものである場合のことです。

「実質負け」は内容が良くなく、不甲斐ないものであった場合、勝っても負けた気がしてしまうことです。

「勝ち」とは相手が降参と言ったとき
「勝ち」の条件は戦争や喧嘩などでは相手が戦意を喪失して降参と言うか、もしくは言えない状態まで攻撃してしまうことです。

競技ではゴールすれば得点が入る方式であれば得点の多さで決まり、勝ち試合、負け試合・引き分けをポイント化している競技では得失点差で決まり、格闘技では一本という決め技がヒットして勝負が決まります。

では「実質負け」は勝ちなのですが、気持ちでは負けの場合
「実質負け」は勝負では勝ちを得たのですが、内容に問題があることや、勝負が拮抗した場合自分も周囲も納得のいかない結果となる場合のことを言います。

本来なら一方的に勝利できる相手と思っていたのに、しぶとく粘られ危うく負けになるところという場合のことです。

相手は結果として負けたのですが、周囲は相手のことをよくやったと称えますが、勝った自分は不甲斐ないものと批判されることです。

勝負が判定の場合「勝ち」か「実質負け」

「実質負け」はよく判定の場合に起きます。

判定は勝負が制限時間内に決着しなかったときで、審判員の判断でどちらかが優勢勝ちとなるのです。

その場合、明らかに相手より実績も能力もあると目されている方が仮に勝っても、いいことは言われないでしょう。

「優勢勝ち」は「勝ち」ではあるのですが「実質負け」と周囲は考えてしまうのです。

「勝ち」と「実質負け」

「勝ち」は勝負事に勝利することです。

勝ち方は得点性やポイント制、技一本、判定勝ちなどがあります。

戦争や喧嘩では、相手が降参と言うか還付なきまでに叩きくなどで勝敗は決着します。

「実質負け」は勝ちですが、勝った内容に問題があり判定勝ちなどで力が劣る相手に寸でのところで負けそうになることがあり、辛勝することです。

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