「全然」と「まるっきり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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全然は「後ろに否定の意味の言葉をつけることで強調する言葉のこと」。

基本的に全然という言葉のみで使うシーンは少なく、多くの場合で何かしらの否定的な意味の言葉を一緒に使います。

まるっきりは「後ろに否定の意味の言葉をつけることで強調する言葉のこと」。

意味は全然とほぼ同じですが、まるっきりは100%何かしらの否定的な意味の言葉を一緒に使います。

「全然」の意味

全然とは、後ろに否定の意味の言葉をつけることで強調する言葉のことです。

全然ダメだといった感じで、否定の意味がある言葉を後ろにつけ、全体的に強調する役割を担うのが全然という言葉です。

ただ、全然については肯定の意味の言葉を一緒に使うケースが現実で存在します。

全然OKのような感じで、使用する人が中にはいますから、注意しておきましょう。

「まるっきり」の意味

まるっきりとは、後ろに否定の意味の言葉をつけることで強調する言葉のことです。

全然とほぼ同じ意味の言葉ですが、まるっきりに関しては、100%後ろに否定の意味の言葉を使うと言えます。

全然の場合にはそうとも言えない状況がありますけど、まるっきりの場合には確実に否定の意味の言葉がくるので、こちらの方が理解しやすいでしょう。

「全然」と「まるっきり」の用法や用例

「明日の予定は全然大丈夫だよ。

明日は1日中暇だから。

だから、朝から晩まで遊ぶことができる。

お前に会うの久しぶりだから楽しみだな。」

「僕はスポーツが昔からまるっきりダメなんだ。

学生時代も体育はみんなの足を引っ張ってばかりだったし。

今でもスポーツに関しては非常に苦手意識が強いんだ。

もっと運動神経が良かったらな。」

全然とまるっきりは同じような意味として使われやすい

全然とまるっきりはともに後ろに否定の意味を持つ言葉を一緒に使用する言葉と言えます。

したがって、全然やまるっきりだけでは特に意味をなさないケースが多いです。

そういう意味では、ほぼ同じ役割の言葉です。

ただ、全然は肯定の意味を持つ言葉を一緒に使うケースが実際にあるので、そこがまるっきりとの違いと言えるでしょう。

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