「CT」と「MRI」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

CTとはX線を使う画像検査の一つです。

コンピュータ処理により体を輪切りにしたような断層画像が得られます。

さまざまな部位の検査を短時間で行うことができます。

MRIはX線などの放射線を使わず、磁気を使用する画像検査です。

コンピュータ処理により、縦、横、斜めなど任意の角度の断層画像や立体画像が得られます。

CT

CTの正式名称はでコンピュータ断層撮影検査と言います。

X線を使用する画像検査です。

X線とは放射線の一種のことです。

CTの画像検査に向いている部位は肝臓、腎臓、呼吸器や骨などの部位に有効と言われています。

CTのメリットは検査に必要な時間が短いこと(10?15分)、体内にボルトやペースメーカーが入っていても検査ができることです。

MRI

CTと違いX線などの放射線を使わず、磁気を使用して画像を撮影します。

必要な角度の画像が得られます。

MRIでは脳血管や脊髄、関節、前立腺などに有効と言われています。

MRIのメリットとしては放射線を使わないので放射線を浴びる心配がないこと、造影剤を使わなくても血管の撮影ができる
CTと比べると検査時間は倍近くかかります。

レントゲン

CTと同様X線という放射線を使い画像検査をします。

CTとの違いはレントゲンの画像は平面的で胸のレントゲンを撮った時に病変が写ってもそれが前(胸)なのか後(背中)なのかわかりません。

CTは撮影する部位に多角的にX線を照射し、断面図を作成します。

そうすると観察したい部位を細かく切り分けて断層で見られるので病変の部位や状態を確認しやすいです。

CTとMRIとレントゲンの違い

CTもMRIもレントゲンも画像検査です。

CTとレントゲンはX線を使用し、画像撮影を行います。

CTは多角的にX線を照射することで、観察部位を細かく見れます。

レントゲンの画像は平面的で病変の場所を判断しづらい面があります。

MRIは磁気を利用し撮影を行います。

放射線を使わないので安心ですし、画像精度も高いです。

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