「卒倒」と「昏倒」の違い・意味と使い方・由来や例文

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卒倒は「突然意識を失って倒れること」。

原因としては、何らかの病気であるケースが多く、直ちに病院に運ぶなどの処置が必要と言えます。

昏倒は「目がくらんで倒れること」。

目をくらませる何かがあったことにより、それを見た結果として倒れてしまうのです。

目がくらんで倒れるというのはよほどのケースであり、現実ではほとんどありえないと言えます。

「卒倒」の意味

卒倒とは、突然意識を失って倒れることです。

原因としては、病気であるケースが多いため、直ちに適切な処置をしないと命にかかわることがあります。

卒倒に関しては病気が絡むケースが多いわけですから、滅多にないとはいえ、そういう状況は誰にでも起こる可能性があります。

したがって、卒倒については常に注意しておかないといけない状況です。

「昏倒」の意味

昏倒とは、目がくらんで倒れることです。

目がくらむことはあるとしても、それによって倒れるようなケースはなかなか想像できません。

現実的に昏倒をさせるような存在があるとしても、かなり少数でしょう。

したがって、昏倒は意味は覚えておいた方が良いものの、実際に日常生活の中で使う機会はほとんどないと言える可能性が高いです。

「卒倒」と「昏倒」の用法や用例

「脳貧血や脳出血などの病気によって、卒倒することがあるが、そのときにはすぐに処置をしないと命にかかわると言えるだろう。

1秒を争う状況になるんだ。」

「世の中にはいろいろなものに目がくらんで昏倒するような人がいる。

目がくらむと何が起きるか分からないということだな。

目をくらませるものは人を変えるということかもしれない。」

卒倒と昏倒は原因が異なる

卒倒と昏倒に関しては、どちらも倒れる状況を指しています。

しかし、その原因に違いがあるのです。

卒倒は病気などによって倒れる状況を指していますが、昏倒は何かに目がくらんだ結果、倒れるという状況になるのです。

そこに大きな違いがあると言えます。

卒倒は使用する機会はあるかもしれませんが、昏倒はまずないと言えるはずです。

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