「血管」と「リンパ管」の違い・意味と使い方・由来や例文

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血管は「全身に張り廻られている管で酸素の供給と老廃物の回収などをする器官のこと」。

「ヘモグロビン」と言い換えると分かりやすい。

リンパ管は「全身に張り廻られている管で老廃物の回収などをする器官のこと」。

「静脈補助管」と言うと分かりやすい。

血管は心臓と言うポンプがありますが「リンパ管」にはありませんので、筋肉の動きを使います。

「血管」は全身をむらなく網羅しています。

「血管」は心臓をポンプとして動脈から血液が流れ出し、末端の毛細血管にたどり着くと今度は静脈となり心臓へ戻るのです。

その間、肺から取り込まれた酸素を運び脳や体の必要な所に届け、身体の老廃物を回収しているのです。

心臓は平常時に一分間60~80回の収縮を繰り返し、血液を送り出しています。

血液には赤血球の他白血球・血漿などがあり、栄養分を届け、病原菌を退治することもするのです。

「リンパ管」も全身にあります。

「リンパ管」は「血管」と違いポンプとなるものがないため、リンパ液の流れは筋肉の動きに頼っています。

細菌撲滅機能として「リンパ節」がありますが、血液のような勢いが良い流れはなく停滞すると浮腫みなどの症状が出ます。

リンパ液は循環せず、末端の毛細リンパ管から始まり最後には老廃物などを回収したら静脈に戻します。

「血管」と「リンパ管」は似たような組織

「血管」は動脈・静脈・毛細血管そして心臓と機能が分かれて相互に連携して、全身を循環しているものです。
主に酸素の供給と老廃物の回収をします。

「リンパ管」は循環をせず、毛細リンパ管からスタートして血管が取り切れなかった老廃物を回収して最後は静脈に繋がっています。

途中に「リンパ節」と言う細菌などを防衛するものがあり、また、停滞すると浮腫みが出ます。

「血管」「リンパ管」

「血管」は動脈と静脈・毛細血管などがあり、心臓から送り込まれた血液により酸素・栄養分などを全身に行きわたらせ、病原菌を退治する機能や老廃物を回収することもします。

「リンパ管」は血管のように循環はしていません。

末端の毛細リンパ管から心臓近くの静脈に繋がり、血液が回収できなかった老廃物などを血管に戻すのです。

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