「図星」と「的中」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

図星は「的の中心の黒い点のことで大当たりのこと」。

「急所」と言い換えると分かりやすい。

的中は「思ったことが実現すること」。

「的中」と言うと分かりやすい。

図星も的中も弓矢の的から派生した言葉です。

図星は最も当てたい場所で、的中すれば嬉しいものです。

転じて、物事が予想した通りに実現することで的中も同じ意味です。

「図星」は的の真ん中の黒い円形の部分のこと
図星に矢が当たると大当りとなり、これ以上のものは有りません。

図星は当ててやるぞと矢を放つと見事に中心に的中することで、思惑・予想・考えなどが当たることも意味するのです。

「やはり、あなたはそれが目当てだったのですね。

図星でしょう」「君が考えていることを当てましょうか。

借金のことですね。

図星でしょう」と使います。

「的中」は当たること
「的中」は予想したことが当たることです。

例えば「競馬で大穴を予想したが、まさか的中するとは思わなかった」「的中馬券を換金した」「こんなに的中が続くと、そろそろ当りが来なくなりそうだ」「ハンマー投げの玉が生徒の頭に的中して大けがをした」「もし、宝くじの一等に的中したら何を買いたいですか」などと使います。

「図星」は考えが「的中」すること
「図星」も当たることですが、「的中」は当たることそのものです。

「図星」に矢が「的中」することが、考えや予想が当たることになりました。

他人が思っていることが分かれば相手に対して「図星だ」と言え、自分では「的中した」と思うのです。

「図星」は主に相手に対して使う言葉で、「的中」はどのようにでも使われます。

「図星」と「的中」の違い

「図星」は当たった場合相手に言う言葉で、「的中」は自分や相手・周囲の人に使う言葉になります。

相手には「やはり図星だったな」、周囲には「やっと的中しました」、自分には「おっ、的中だ」などと使い、考えや馬券などが当たることです。

「図星」はズバリ当たる大当たりのこと、「的中」はとにかく何かが当たることです。

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