泥棒は「違法に他人の財物を盗み出す人のこと」。
基本的には単独犯で行うケースが多く、犯罪に当たる行為をする人たちを指しています。
盗賊」は「集団で違法に他人の財物を盗み出す人たちのこと」。
こちらは集団で協力しながら行うことが必要で、その点において泥棒とは意味が異なっています。
日常的にはあまり使われません。
「泥棒」の意味
泥棒とは、違法に他人の財物を盗み出す人のことです。
基本的には単独犯で行うことがほとんどで、複数犯で行うケースは稀です。
また、泥棒という言葉に関しては通称となっており、正式な名称は窃盗犯という言い方になるでしょう。
ただ、泥棒という名称については日常的に多くの人たちが使っていると言えるため、馴染みが深い言葉です。
「盗賊」の意味
盗賊とは、違法に集団で他人の財物を盗み出す人たちのことです。
行為それ自体は泥棒とほぼ変わりませんけど、複数犯であるという点が特徴です。
ただ、複数犯で実際に盗みを働くケースはそれほど多くないため、実際に盗賊と言う言葉が使用されるケースは多くありません。
泥棒と違って、盗賊という言葉を聞く機会もそれほど多いとは言えないでしょうから。
「泥棒」と「盗賊」の用法や用例
「泥棒がここ最近近所で頻発して現れているらしいな。
いろいろな家で実際に被害があったらしい。
同一犯なのか、それとも別人による犯行なのか、そこは気になるところだ。」
「昔は盗賊という言葉を使っていたが、最近はほとんど聞かないな。
集団で盗みを働く人がほとんどいなくなってしまったから。
今はほとんどが単独犯なのではないだろうか。」
泥棒と盗賊はやっていることは同じ
泥棒と盗賊はどちらも違法に他人の財物を盗み出すという点では共通しており、同じ意味と言えるでしょう。
しかし、泥棒が単独犯なのに対して、盗賊は基本的に複数犯と言えるため、そこで違いを見出すことが可能となっています。
したがって、泥棒と盗賊の区別自体は全く難しくないと言えるでしょう。
また、泥棒は割と頻繁に聞く言葉であるのに対して、盗賊は滅多に聞く機会はありません。