「懲役」と「服役」の違い・意味と使い方・由来や例文

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懲役は「罪人を刑務所の中に閉じ込め、労役などに従事させること」。

一般的には懲役刑という言い方がされますけど、裁判で有罪となり、懲役刑が科された人物が刑務所内で労役に従事していく状況を懲役と表現します。

服役は「懲役などの義務をこなすこと」。

懲役刑などに処された人物が、実際に懲役の刑をこなす状況を服役と表現するのです。

状況としては懲役とほとんど変わらないと言えます。

ただ、兵役などのケースでも使われることがあります。

「懲役」の意味

懲役とは、罪人を刑務所の中に閉じ込め、労役に従事させることです。

一般的には刑罰として存在しているものであり、懲役刑という言い方をするケースが多いです。

基本的には重い罪を犯した人間にしか縁がないものですから、懲役という言葉を聞くことはあっても、実際に馴染みを感じるような機会はほとんどないと言えるはずです。

「服役」の意味

服役とは、懲役などの義務をこなすことです。

つまり、懲役刑に処された人物が実際にその刑に服する状況を指しています。

懲役という概念を実行している状況と言え、懲役と意味はかなり似ていますが、微妙に異なるのです。

また、懲役以外でも兵役の義務をこなすときにも服役という言葉を使用することがあるため、そこは注意点です。

「懲役」と「服役」の用法や用例

「懲役刑を受けると、長い期間刑務所暮らしになるわけだ。

自由も相当奪われるし、本当に大変な生活になる気がするんだよね。

そういう状況を想像すると、犯罪は犯さないようにした方が良いと思えてくる。」

「実際に服役している光景をテレビなどで見たことがあるけど、受刑者の生活それ自体は本当に大変みたいだ。

絶対に刑務所には入りたくないね。」

懲役を実行するのが服役

懲役と服役は意味としてはかなり似ていると言えますが、微妙に異なっています。

懲役の刑を実際に行うことが服役であり、懲役を実行している最中に服役という言葉を使うのです。

また、服役に関しては懲役のみならず、兵役の義務を実行しているときにも使うことがあるので、そこは覚えておくと良いです。

それぞれの言葉は違い自体は存在している状況と言えます。

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