「しょげる」と「ふさぐ」と「めいる」と「しずむ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

しょげるは「気落ちして元気がない様子のこと」。

「がっかり」と言い換えると分かりやすい。

ふさぐは「憂鬱で気分が優れない様子のこと」。

「憂鬱」と言い換えると分かりやすい。

めいるは「元気がなくなる様子のこと」。

「暗い気持ち」と言い換えると分かりやすい。

しずむは「暗い気持ちになること」。

「落ち込む」と言い換えると分かりやすい。

「しょげる」はがっかりして元気がないこと
「しょげる」は気が落ち込み元気さが失われている様子のことで、何かに失敗した場合や期待が外れた場合などに使います。

例えば「あの子は先生に叱られてしょげているから、みんなで元気を付けてあげよう」「しょげるな、もっと前を見ろ」「しょげてばかりではどうにもならない」「投資出損が出たらそれはしょげるよな」などと使います。

「ふさぐ」は気分が落ち込むこと
「ふさぐ」は「塞ぐ」ですから、気持ちに蓋をされ発散が出来ない様子のことを言います。

例えば「あの人は最近塞いでばかりいるので気にかかる」「悪いことが重なり気分が塞いでしまった」「気が塞ぐので気晴らしに旅行を計画した」「気が塞いでばかりでは良いこともなくなる」などと使います。

「塞ぐ」は「穴を塞ぐ」「入口をバリケードで塞ぐ」などとも使います。

「めいる」は気分が良くないこと
「めいる」は「気がめいる」と使い、「めいる」は「滅入る」と書き「滅」は「滅びる・消える」と言う意味になります。

つまり元気・はつらつさ・良い気分などが消えて無くなる様子のことを言います。

例えば「景気が悪いので気がめいる」「株に投資したのに暴落してしまい大損をして気がめいる」「気が滅入ることばかりしないでくれ」などと使います。

「しずむ」は気分が下降すること
「しずむ」は「沈む」ですから、下に落ちることを意味していますので、気分が抑圧されて元気が失われる様子のことを言います。

例えば「そんな沈んだ気分では周りにも良い影響は与えないよ」「気分は時には沈むこともあれば高揚することもある」「葬式はどうしても沈んだ雰囲気になる」「沈んでいる人を見つけたら励ましましょう」などと使います。

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