「不審者」と「変質者」の違い・意味と使い方・由来や例文

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不審者は「常人から見たときに、挙動などにおいて不審な点が見られる人のこと」。

何かしらの部分で異常さが感じられた際に使う言葉です。

変質者は「性的な面で異常性を露呈している人のこと」。

基本的には性に関係する部分で、常人とは違う部分を持っている人のことを指しており、定義としては不審者より狭い状況となっています。

「不審者」の意味

不審者とは、挙動などの面で不審な点を露呈している人のことです。

何かしらの部分で異常性を感じさせれば、不審者という言い方ができます。

ただ、異常だからといって、それが悪いと言えるとは限らない点が特徴です。

別の言い方をすれば、変わった人という言い方もでき、不審な点を抱かせるとしても、それが犯罪に直結するような状況ではないのです。

「変質者」の意味

変質者とは、性的な部分で常人とは違う部分を持っている人のことです。

性に関して異常性を見せるような面があれば、変質者という言い方ができます。

例えば、露出狂のような人に対しては変質者という言葉がよく使われます。

異常性を持ち合わせているという点では不審者と同じですけど、特に性にかかわる部分でないといけない点が特徴なのです。

「不審者」と「変質者」の用法や用例

「この近辺で最近不審者をたまに見かけるのよね。

誰かを待ち伏せしているような感じで、怪しい雰囲気がプンプン感じられる。

一体何が目的なんだろうか。」

「このあたりで変質者の目撃情報があるらしい。

露出狂みたいな人らしいけど、遭遇した人が一部いるみたいで、性に対する異常性が見られる点において怖さを感じられるよね。」

不審者と変質者は定義の細かさの違い

不審者と変質者はどちらも挙動などの面で異常性を発揮した際に使われる言葉です。

ただ、その定義の内容に違いがあります。

不審者はとにかく不審な挙動であれば何でもいいと言える状況です。

しかし、変質者は性にかかわるおかしな挙動に限られるので、そこが両者の違いです。

また、変質者に関しては犯罪にかかわる行為をしているケースが多いと言えるでしょう。

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