学歴は「学業における経歴のこと」。
特定の人物が今までどんな学校に通い、どんな実績を積み上げてきたかという部分について表しています。
学位は「どんな種類の学校を卒業したか、どんな論文で成果を収めてきたかを示すもののこと」。
特定の学校を卒業することで学位が手に入りますが、学歴にかなり似たような側面を持っています。
「学歴」の意味
学歴とは、特定の人物がどんな学校に通ってきたか、どんな成果を残してきたかを示したものです。
学歴においては学校の種類や名前が重視される傾向にあります。
例えば、大学を卒業しているか、大学名はどこかといった部分が評価の対象になることが多いです。
学歴はその人物の社会的評価を決める要因の1つになっていると言えます。
「学位」の意味
学位とは、どんな学校を卒業したか、どんな論文で成果を収めたかを示すもののことです。
学校に関してはその種類が重要です。
例えば、四年制大学を卒業していれば学士という学位が手に入ります。
これを通常学位と呼びますけど、この場合、四年制大学であれば、学校名にかかわらず学位は基本的には同じものとなります。
卒業した学部、学科によって呼び方が変わることもありますが。
「学歴」と「学位」の用法や用例
「日本はまだ学歴社会という感じがするな。
やっぱり高学歴ほど就職や出世で有利な気はしてくる。
どうせならば有名大学を出ておくんだったな。」
「学位に関しては学士を持っていれば十分な気がしてくるな。
大卒であれば、それなりに評価してもらえるし。
でも、俺の友達は大学院まで進んで、修士になったからな。
上には上がいるんだよね。」
学歴と学位はどちらも人物の評価を決める要素
学歴と学位はともに特定の人物の社会的な評価を決める要素です。
学歴は卒業した学校の名前、学位は卒業した学校の種類が主に評価されます。
それ以外の部分も関係してきますけど、だいたいはこういった部分が見られているのです。
似ている部分はありますけど、そういった部分で区別をすることができるので、覚えておきましょう。