野良猫は「特定の飼い主が存在せず、主に屋外で日常生活を送っている猫のこと。
基本的には家を持たず、常に外で生活をしている状況のため、人間で言うとホームレスに近い状況です。
捨て猫は「元々は家で飼われていたが、その後飼い主によって捨てられてしまった猫のこと」。
捨てられてしまった後は野良猫と同じような状況になります。
「野良猫」の意味
野良猫とは、特定の飼い主が存在せず、常に屋外で生活をしている猫のことです。
飼い主がいないため、食事は自分でなんとかする必要があり、家もないために、その実態は人間で言えばホームレスに近い状況です。
日常の全てを外で生活するため、非常に危険と隣り合わせであり、栄養状態も悪いために飼い猫と比べると寿命はどうしても短くなります。
「捨て猫」の意味
捨て猫とは、元々は飼い主に飼われていたものの、飼い主がその後何らかの事情で捨ててしまった猫のことです。
捨てられた猫はその後は野良猫と同じような状況になり、自力で生きていくしかありません。
今までは家の中で生活し、食事も勝手に与えられてきた状況だったため、状況が一変するため、環境に適応できない猫も多くいます。
「野良猫」と「捨て猫」の用法や用例
「普段その辺を歩いていると、野良猫を見かけることが多い。
何気ない光景ではあるものの、当の野良猫自身は非常に過酷な毎日を送っている状況なんだろうな。」
「元々は家で飼われていたのに、飼い主に捨てられた猫は捨て猫として、野良猫と同じ状況になるんだ。
今までは何不自由なく生きてこられたが、いきなり自分ですべてなんとかしないといけない事態になると、猫としては厳しいだろうな。」
野良猫と捨て猫は区別が難しい
野良猫と捨て猫は意味に違いはありますけど、結果的には同じような状況を迎えています。
捨て猫の場合には当初は野良猫ではなかったわけですから、その点では野良猫とは違いますが、最終的には野良猫と言われる状況になるのです。
したがって、捨て猫と野良猫との区別は難しいです。
特に人間から見たときに、これが野良猫なのか、捨て猫なのかの判断が難しい場合も多々あります。