確保は「特定のモノを自分のものとして所有すること」。
基本的にはモノに対して使われる言葉で、特定のモノに関して自分が所有権を得る、自分のものと言える状況にするという意味があります。
捕獲は「生き物を捕らえること」。
人間や動物などを捕まえるという意味があります。
しかし、あくまでも捕まえるというだけであり、確保のように自分のものにするという意味は存在していないので、そこは注意点と言えます。
「確保」の意味
確保とは、特定のモノを自分のものとして所有することです。
自分のものではなかったものに関して、自分のものにするという意味があり、所有権を得るという意味になるでしょう。
自分のものになるという意味では、確保という言葉それ自体に本人の嬉しさの気持ちが含まれていると言えます。
実際に確保という言葉を使うシーンというのは、他人のものになりそうだったけど、自分のものにできたという場合が多いです。
「捕獲」の意味
捕獲とは、生き物を捕らえることという意味があります。
生き物以外にも使えなくはないのですが、全体的には生き物に使うケースが特に多いです。
野生の動物や逃げ回っている人間などを捕まえたときに捕獲と言うことが多いです。
つまり、そういった生き物を捕まえないといけないシーンにて、使うことが多い言葉になります。
ただ、日常生活で頻繁に使用するものではないでしょう。
「確保」と「捕獲」の用法や用例
「バーゲンセールの会場は戦場同然で、なかなかほしいものが手に入らなかったけど、なんとかいくつか自分のものとして確保することができた。
とりあえず行って良かった。」
「逃走していた容疑者をようやく捕獲することができた。
逃げ回っていたということはやはりやましいことがあった可能性が高い。
つまり、犯人である可能性も高いと言えるだろう。」
確保と捕獲の違いは明確
確保と捕獲はなんとなく似ている言葉というイメージがあるでしょうけど、割と明確な違いがあります。
確保は基本的には自分のものではないものに関して、所有権を得るときに使います。
そして、捕獲は生き物を捕まえる際に使います。
こういった感じで、確実に分かりやすい違いがあるので、区別自体はかなりしやすいと言えるはずです。