待ち合わせは「特定の人間と特定の場所で日時を決めて会うこと」。
会う約束をする際に、あらかじめ日時や場所を決めることを待ち合わせと言います。
待ち伏せは「特定の人間が来ると思われる場所に先回りし、そこで待っていること」。
相手にとっては、自分がそこにいる事実はまず知らないので、非常に驚く可能性が高いでしょう。
「待ち合わせ」の意味
待ち合わせとは、特定の人間と会う約束をすることで、あらかじめ日時や場所を決めて会うことになります。
そういったことを決めておけば確実に会うことが可能になるので、待ち合わせは多くの人たちが日常的に使っています。
待ち合わせは友達同士などで行うことが割と多いですけど、会社の人間同士など、ビジネスの場でも使われる手法です。
「待ち伏せ」の意味
待ち伏せとは、特定の人間が来ると分かっている場所に先回りし、そこでその人物を待っていることです。
相手はその事実を知らないため、自分が待っていると知ったら驚く可能性が高いです。
待ち伏せに関しては実際に使う人はあまり多くないです。
そもそも待ち伏せをしないといけない事情に関して、滅多に生じるものではないですから。
「待ち合わせ」と「待ち伏せ」の用法や用例
「一応待ち合わせの日時や場所はメールで伝えておいたが、あいつメールを見ないことが前にあったから、電話でも念のために伝えておいた方が良いかな。」
「俺は前に友達に待ち伏せされたことがあったんだけど、かなり驚いたな。
なんで俺があの日にあの場所に行くことが分かったんだろう。
冷静に考えてみると、不気味な感じがしてくるな。」
待ち合わせと待ち伏せはプロセスが違う
待ち合わせも待ち伏せも自分が特定の人物に会うという結果は同じです。
しかし、待ち合わせは両者が合意したうえで、特定の日時に特定の場所で会う前提で行うものなのに対して、待ち伏せは特定の人物が来ることを予測し、その人物が来る場所に先回りして会う状況なので、少なくとも相手は会うことに関して合意はしていません。
そういう違いがあるのです。