「あらすじ」と「いきさつ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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あらすじは「物事の概要や筋道のこと」。

特に物語のストーリーを簡単に説明する際にあらすじという言葉はよく使われます。

いきさつは「特定の状況に至るまでに起きた出来事などのこと」。

ある出来事が発生するまでの状況に関して詳しく説明したものがいきさつです。

したがって、何かしらの物事の流れという意味では、あらすじと似ている言葉と言えます。

「あらすじ」の意味

あらすじとは、特定の物事の概要や筋道のことです。

いろいろな機会で使える言葉ですけど、ドラマやアニメなどの作品のストーリーを簡単に説明する際に使われやすい言葉です。

したがって、あらすじという言葉は多くの人たちが目にしている言葉です。

日常的に使う可能性もありますけど、どちらかと言えば目にする機会の方が多いかもしれません。

「いきさつ」の意味

いきさつとは、特定の物事が起きるに至るまでの詳細について表す言葉です。

特定の物事が発生するに至るまでに起きた出来事などについて含んだ意味になると言えます。

いきさつに関しても見聞きする機会はありますけど、そこまで頻繁にという状況ではないでしょう。

いきさつを説明する機会はあっても、あえていきさつという言葉を使うケースは少ないと言えますから。

「あらすじ」と「いきさつ」の用法や用例

「このドラマに関して、前回の放送を見逃してしまったんだけど、あらすじを見る感じではすごい面白そうだったんだな。

リアルタイムで見たかったよ。」

「今回の出来事が発生するに至っていきさつを聞くと、どうやら非常に複雑な事情が絡んでいるみたいだ。

これは事態の収拾は簡単にはいかず、かなり時間がかかるのではないかと思われる。」

あらすじといきさつはともに物事の流れについての言葉

あらすじといきさつはともに特定の物事に関しての流れについて説明する言葉です。

しかし、あらすじはドラマやアニメなどの作品の流れに関して多く使われ、いきさつは現実での話で多く使うため、それぞれを使用する場面は異なると言えます。

したがって、意味は似ている言葉ですけど、違いはちゃんとあると思っておきましょう。

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