「盛大」と「壮大」の違い・意味と使い方・由来や例文

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盛大は「何かしらのイベントなどが派手に行われている状況のこと」。

派手という部分が重要であり、そのように見えるシーンで使う言葉です。

壮大は「何かしらのイベントなどの規模が非常に大きい状況のこと」。

規模がとにかく大きく、予算を多く使ったり、参加人数が多かったりというケースにおいて使用する言葉と言えるでしょう。

「盛大」の意味

盛大とは、イベントなどを派手に行う状況を指しています。

地味ではない、派手であるという部分がポイントであるため、そういう印象を抱けるかどうかが重要です。

派手な印象を抱ける状況において、盛大という言葉を使うため、何かしら目立つ部分がないといけないと言えるでしょう。

普通とは違う何かを必要とする言葉なのです。

「壮大」の意味

壮大とは、イベントなどが大きな規模で行われている状況を指しています。

規模が大きいと言える何らかの要素が必要であり、例えば、多くの予算がかかっている、参加している人たちの数が膨大であるなどの状況が確認されれば、壮大という言葉を使っても違和感はないでしょう。

壮大についても普通とは違う何かを必要とする言葉です。

「盛大」と「壮大」の用法や用例

「今回のわが社の創立記念パーティーは非常に盛大だったな。

祝いのケーキをとんでもなく大きくして、派手な演出を行ったからな。

社員たちの思い出にも残ったんじゃないだろうか。」

「うちの会社の今後の計画を見たけど、すごい壮大だったな。

数十年先のことまで考えていて驚いたよ。

せいぜい2、3年先までだと思っていたから、そんなに長い未来まで想像しているんだなと思ったものだ。」

盛大と壮大の違いは難しい

盛大はイベントなどを派手に行うこと、壮大はイベントなどを大規模で行うことですが、派手と規模が大きい状況は同じような光景にも映りやすいでしょう。

したがって、盛大と壮大に関しては、実際区別するのは難しいと言えるはずです。

だから、盛大と壮大という言葉については主観的な判断がどうしても入ってきてしまうので、そこは考慮しておきましょう。

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