「マサカリ」と「斧」の違い・意味と使い方・由来や例文

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子供の頃、よく聞いた童謡に「金太郎」があります。

『マサカリかついだ金太郎』と言う歌詞です。

絵本に描かれていたマサカリを見ると、斧に非常によく似ています。

実際にマサカリと斧の違いを正確に説明できる人は滅多にいません。

見た目で言うと、斧の方がマサカリより大きくなっており、刃の形も異なります。

従って、用途も若干変わります。

マサカリとは

マサカリとは、片手でも使用可能な小型の斧のことです。

つまり、斧よりも小さくて、軽くなっています。

マサカリは刃の先の薄い菜切り包丁を大きくした形をしており、柄の長さは20~30センチです。

主に、小さな木を伐ったり、薪を割ったりする時に使われることが多くなっています。

また、古代には武器としても使われていました。

斧とは

斧はマサカリ同様、木を伐ったり薪を割ったりするのに使用されます。

楔形の頑丈な鉄の刃に、木の柄がついたものです。

柄の長さはマサカリより長く、40~50センチになっています。

マサカリと同じく、古代には武器として使われますが、宗教儀式の道具にもなっていました。

また、柄と刃が平行に付いているものと、柄と刃が直角に付いて鍬のようになっているものがあります。

斧の種類

斧には色々な種類があり、主に以下の4つがあります。

1)スプリット・アックス
楔のような三角形をしており、長い柄が特徴です。

2)キンドリング・アックス
焚付を作ったり、小枝を切断するのに向いています。

斧身が薄くナイフのような形をしています。

3)フェリングアックス
樹木の伐採用で、刃の厚みが薄く切れ味の良いのが特徴です。

4)ブロードアックス
丸太から木材を切り出すための斧です。

マサカリと斧の違い

マサカリと斧はともに、楔形の鉄の刃に硬い木の柄のついた木を伐るための道具で、見た目がよく似ています。

違いを簡単に言うと、マサカリの方が斧よりも小型になっており、片手でも使えるということが挙げられます。

従って、用途において、斧は太い木の伐採に使われることが多く、マサカリは木の枝を切ったり、細めの木を割ったりすることに使われます。

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