待ち合わせは「特定の人物同士が、あらかじめ場所や時間を決めて集まること」。
日常生活の中で多くの人たちが何気なくやっている行為です。
鉢合わせは「頭と頭がぶつかること、偶然に出会うこと」。
誰かと誰かが会うという意味では、待ち合わせに似ていますが、偶然という要素が必要です。
また、頭と頭がぶつかるという意味も含まれています。
「待ち合わせ」の意味
待ち合わせとは、あらかじめ場所や時間を決めて特定の人たちが集まることです。
集合をしなくてはいけない事態があったときには、待ち合わせという手段を使うことがよくあります。
これは世間一般で広く行われている行為であり、日常的なシーンと評価できるはずです。
待ち合わせという経験は人生の中で何度もしている人が大半でしょう。
「鉢合わせ」の意味
鉢合わせとは、頭と頭がぶつかること、偶然に誰かと出会うことです。
頭と頭がぶつかることに関してはマイナーな意味であり、実際こういう意味で鉢合わせを使う人はほとんどいません。
鉢合わせという言葉は偶然に誰かと出会うという意味で使う機会が圧倒的に多いため、こちらの意味を覚えておけば問題はないと言えるはずです。
「待ち合わせ」と「鉢合わせ」の用法や用例
「今日の12時にここで待ち合わせをしていたんだが、相手が全然来ない。
その後、30分経ってようやく来たんだよ。
これじゃ待ち合わせの意味がないじゃないか。」
「この前街を歩いていたら、昔の恋人と鉢合わせしてしまった。
こういう偶然もあるものなんだな。
突然の出来事だったから、お互いかなり気まずい雰囲気だったけど。」
待ち合わせと鉢合わせは意味が異なる言葉
待ち合わせと鉢合わせは誰かと誰かが出会うという意味では同じですけど、待ち合わせは意図的に出会うのに対して、鉢合わせは偶然に出会うという意味になるので、そこに大きな違いがあると言えます。
また、鉢合わせはマイナーな意味として、頭と頭がぶつかるという部分も含まれているので、両者は意味が異なる言葉と評価するのが妥当でしょう。