「サイトポリシー」と「プライバシーポリシー」の違い・意味と使い方・由来や例文

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サイトポリシーは「サイト運営側が訪問者に求める約束事のこと」。

「運営方針」と言い換えると分かりやすい。

プライバシーポリシーは「サイト運営側が個人情報を保護に関する約束事のこと」。

「個人情報保護方針」と言い換えると分かりやすい。

「プライバシーポリシー」は個人情報をある目的以外では使用しませんと明記する場合があるのですが、よく検討して作成する必要があります。

「サイトポリシー」は運営者が利用者に対して約束すること

「サイトポリシー」は、例えば、ある企業のウェブサイトでコンテンツ(文章・図表・動画・静止画・音声・データなど内容物すべて)の著作権や商標について無断複製・転用・改竄・頒布を禁止すること、損害が生じても責任は負わないという免責事項を謳うこと、リンクサイトの禁止をすること、推奨環境について説明することなどを明記することです。

「プライバシーポリシー」は個人情報に関する約束事

「プライバシーポリシー」は個人情報について、取り扱いを明文化したものになり、特に個人情報を求めているサイトでは必要とされるものです。

例えば、懸賞・資料請求・会員制・メルマガ登録・商品やサービスへの申し込みサイトでは必ず必要とされるものです。

個人の名前・住所・電話番号を始めとしたあらゆる情報が対象になります。

「サイトポリシー」と「プライバシーポリシー」は同時に明記されることが多い

サイト運営者はサイトの中に「サイトポリシー」と「プライバシーポリシー」を併記しているのが普通です。

コンテンツの無断使用を禁じることは当然ですが、個人情報保護法制定から、個人情報の扱いにも気を使わねばなりません。

特に本来の個人情報の目的以外で使いたい場合は、自ら制定した「プライバシーポリー」に制約されることになりかねません。

「ポリシー」は誰のため

「サイトポリシー」はサイト運営者の保護のため、「プライバシーポリシー」はサイト訪問者の保護のために存在すると言えます。

運営者が提供しているコンテンツは無断使用を禁止しておきませんと、いくらでも盗用が起きてしまいます。

訪問者にとっても、登録した個人情報が勝手に流用されては困りますから、使用目的限定の明示が必要で安心ができるのです。

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