「合法」と「適法」の違い・意味と使い方・由来や例文

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合法は「法律などに則っており、さらに善と言える行為や判断であること」。

法律を含めたルールなどに関して逸脱しておらず、多くから正しいこと、間違っていないと認められた際に使われる言葉でしょう。

適法は「法律などに則っている行為や判断であること」。

基本的に善悪の価値観は含まれておらず、法律に沿っているかという点のみが関係してきます。

「合法」の意味

合法とは、特定の行為や判断が法律に則っていると言える状況であり、さらに多くから見て正しい、善であると認められる状況を指しています。

つまり、法律に沿っているだけでは足りず、さらに行為や判断の善悪まで考慮される必要があります。

法律的には問題ないが、多くが首をかしげるような行為や判断は合法とは言えないのでしょう。

「適法」の意味

適法とは、特定の行為や判断が法律に則っていると言える状況そのものを指しています。

行為や判断が正しいか、善であると認められるかに関しては考慮されません。

つまり、法律に沿っていると思われたらその時点で適法と言え、それ以外の部分をわざわざ考えて、結論を出す必要がないので、非常にシンプルな言葉と評価できるはずです。

「合法」と「適法」の用法や用例

「合法と言えるためには、法律に則りながら、多くから見て正しい行為や判断であると言える必要がある。

つまり、合法と認められる状況は意外と多くないのかもしれないな。」

「自分がした行為が法律的にどうなのかと思ったときに、知り合いの弁護士に聞いたら適法の可能性が高いと言われた。

法律的に問題なければとりあえずいいかな。」

合法と適法の違いは分かりやすい

合法は法律に沿っていることがまず重要で、さらに多くの人たちの善悪の判断もかかわってきます。

しかし、適法は法律に沿っているだけでOKなので、ここが大きな違いです。

したがって、合法と適法の違いは分かりやすいと思われます。

合法と適法は言葉としてかなり似ているイメージでしょうけど、実際は大きな違いがあると言えるのです。

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