「DL」と「SL」の違い・意味と使い方・使い分け

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DLは「ディーゼル機関車」であり、ディーゼルエンジンを動力源としている機関車です。

SLは「蒸気機関車」であり、蒸気機関を動力源とする機関車の事です。

蒸気を出す機関がついているか否かで見分けることができます。

「DL」の意味

DLは、Diesel Locomotiveの略で、ディーゼル機関車のことを指します。

内熱機関であるディーゼルエンジンを搭載して動力源としている機関車の事です。

内熱機関を動力としているので、ガソリンで動く機関車も含まれていましたが、現在は日本国内では走っていないため、それ以外の内熱機関で動く機関車をDLと総称しています。

ディーゼルエンジンの出力を液体変速機で変速して動く液体式、発電機を回すことでモーターを動かす電気式、マニュアル車と同じクラッチで駆動力を得る機械式の三種類が現在日本では多く使われています。

「SL」の意味

SLは、Steam Locomotiveの略で、蒸気機関車のことをさします。

蒸気機関を動力源として搭載しており、ボイラーで作った蒸気をシリンダーに導き、ピストンを往復運動させることで動力得てうごく機関車の事をSLと呼びます。

明治5年に東海道本線が開業してから長らく鉄道の顔として活躍してきましたが、昭和51年には国内の鉄道から姿を消しました。

しかし、力強いその姿にファンは多く、現在では静岡県の大井川鉄道や栃木県の東武鉄道等、様々な鉄道会社で復活を遂げています。

「DL」と「SL」の違いや仕組み

DLとSLの言葉の由来から、どういった仕組みで動いているのか、またどういった経緯で今どのように運用されているのかを比べてみました。

「DL」と「SL」は何が違うのか

電車に乗ったりテレビを見たりすると時々聞く、SLやDLという言葉ですが、この二つは何が違うのでしょうか。

略された言葉の意味から一体何が違うのかまでを比較してみました。

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