「仏様」と「観音様」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

「仏様」とは如来のことで、「悟りを開いて多くの人々を救う人」のことを言います。

「観音様」は観音菩薩のことで、「悟りを開くために日々厳しい修行をし、如来の領域に近付いた人」のことを言います。

ですので、簡単に言えば「観音様」が目指しているのが「仏様」ということになりますね。

「仏様」の世界

「仏様」には、正確な数が分からないほどに様々な種類があって、例えば曼荼羅の世界だけでも1875もの「仏様」がいます。

「観音様」の姿

「観音様」は、より多くの人を救うために自身の姿を自由自在に変えることができ、例えば千手観音は多く手を持つことでそれを達成しようとしたお姿になっています。

「仏様」や「観音様」に感謝する場所

「仏様」も「観音様」も、多くの人々を救うために存在するのは同じことで、その行いに感謝するために作られたのが日本中に散在する仏閣です。

「仏様」や「観音様」を大切にしよう

人生の中で、思いも寄らなかった困難に出会った時、またこれから起こる運命に身を委ねる時、多くの人が仏閣にお参りに行きますが、そこに祀られている仏像の姿が「仏様」なのか「観音様」なのか、それをちょっと知っているだけでも、そのお参りの中で掛ける言葉も違ってくるのではないでしょうか。

どちらも人間にとっては大事な存在。

大切にしてあげましょう。

最新の記事はこちらから