「体感」と「実感」の違い・意味と使い方・由来や例文

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体感は「自分の身をもって感じること」。

自分の身体を通じて何かしらの感覚を得ることを指しています。

実感は「特定の感覚がより強く感じられること、実際に体験したかのような感覚を得ること」。

普通に感じるよりも強く感じたときに使ったり、実際は体験していないのに、実際に体験したかのような感覚があったときに実感を使います。

「体感」の意味

体感とは、自分の身体で何らかの感覚を得ることです。

人間にはいろいろな感覚がありますが、それらを自分の身体を通じて得るようなときに体感という言葉を使います。

あくまでも自分の身体を通じて得られた部分が体感であり、他人とか、イメージや想像などを通じて得られた感覚に関しては、体感という言葉は通常使わないと言えます。

「実感」の意味

実感とは、自分が感じたことに関して、通常よりも強いと言えるときに使います。

または実際に特定の感覚を覚えていないのに、それを覚えているかのように感じたときにも使うのです。

したがって、実感という言葉に関しては割と使用できる範囲が広いと言え、日常生活におけるかなり多くのシーンにて使用することができるはずです。

「体感」と「実感」の用法や用例

「昨日の天気予報ではすごい寒いみたいなことを言っていたけど、実際に今日外に出てみると、本当に寒いな。

自ら体感すると寒さが身に染みる感じだよ。」

「受験に失敗している人を見ると、なんだか自分まで同じような気持ちになってしまう。

受験というのは人生を決める大切な瞬間だし、それに失敗すればショックというのは、私も十分に実感できるよ。」

体感と実感はどちらも自ら感じること

体感と実感に関しては、細かい違いはあります。

体感は自分の身体を通じて何かを感じることで、実感は通常よりも強く何かを感じること、または体験していないことに関して、体験しているように感じることです。

こういった感じで、意味として微妙な違いはありますけど、体感も実感も自分自身で感じることが重要であり、そこは共通しているのです。

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