「有益」と「有用」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

有益は「何らかの利益を生むこと、意味があると言えること」。

具体性があるような、金銭的な利益のみならず、漠然と意味があったと言えるような状況でも使うことができます。

有用は「何らかの役に立つこと」。

特定のモノが役に立ったと感じたときには有用という言葉を使います。

漠然とした感覚でも、役に立った状況があればOKです。

「有益」の意味

有益とは、何らかの利益を生むこと、意味があると言えることであり、何かしらのモノが利益を生んだ状態、または何かしらのモノを使った結果、意味があったと感じる状況を指しています。

主観的な感覚で決まりがちですけど、とりあえずそういった感情が自分の中で芽生えてきたときには、有益という評価をすることが可能と言えます。

「有用」の意味

有用とは、何らかの役に立つことであり、何かしらのモノを使った結果、役に立ったとか、使った甲斐があったと感じたときに使用します。

これも主観的な感覚で決まりがちですけど、役に立った感覚などがあれば、そのときには有用という言葉を使用できます。

有益との差に関しては微々たるものであり、使い分けは実際難しいでしょう。

「有益」と「有用」の用法や用例

「今年採用した新入社員の中にとんでもなく優秀な人間がいたみたい。

会社にとっては本当に有益な存在であり、採用して良かったと心から思っているだろう。」

「経理の仕事で新しく導入したソフトなんだが、かなり有用な存在だと思う。

今までの経理の仕事が大分楽になった感覚がある。

こんなことならもっと早く導入してほしかったよ。」

有益と有用の差はわずか

有益と有用の違いに関しては、言葉では説明することができるものの、実際に使い分けるのは難しいでしょう。

特定のケースにおいて、有益と有用はどっちを使うべきかで悩む人は多くいるはずです。

どちらも役に立つ、利益を生むという意味なので、プラスの状況が発生したときに使う点は共通しています。

使い分けに迷ったときには、主観で判断して構わないでしょう。

最新の記事はこちらから