「未払金」と「未払費用」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「未払金」というのは貸借対照表に載る項目の中の未払いの部分です。

そして「未払費用」というのは「販売費及び一般管理費」「製造原価報告書」に載る項目の未払分です、貸借対照表は「資産」「負債」を載せて、「販売費及び一般管理費」「製造原価報告書」には「費用」の部分すなわち簿記で言うと「経費」の部分を載せるようになります。

そしてこれらは「未払金」「未払費用」だけではなくて様々な科目に自由に変更できます。

「未払金」の意味

「未払金」というのは貸借対照表に載る項目の中の未払いの部分です。

なので、主の項目を挙げると次の通りです。

建物、建物付属設備、構築物、船舶、車両運搬具、土地等の有形固定資産
電話加入権、入会金等の無形固定資産
決算における配当金、これは流動負債になります。

そして車等のローン、これは返す期間によって流動と固定に分かれますがここでは省きます。

要するに貸借対照表に載せる項目の未払分が「未払金」となるわけです。

「未払費用」の意味

「未払費用」は「販売管理費及び一般管理費」および「製造原価報告書」に載せる経費の未払い分です。

具体的にあげるときりがないので抜粋すると
給料、家賃、事務用品等の消耗品費、広告宣伝費、交際費等が該当します。

ちなみに通信費や水道光熱費や月々払う保険料の様に毎月発生する物は「未払費用」として計上しなくても大丈夫です。

但し給料と家賃は例外です。

途中で払わなくなったり、新たな支払いが発生する可能性が大きいからです。

給料は変動も大きいのできちんと「未払費用」として計上しなくてはいけません。

そして仕入は「未払金」「未払費用」ではなくて「買掛金」と言う科目になります。

「未払金」や「未払費用」は勘定科目を自由に変えても良い

「未払金」と「未払費用」は大きく分けたらこの2つですが、自由に項目を増やしても何も問題はありません。

例を挙げると
固定資産の「未払金」と配当金ならば「未払配当金」として別計上する。

「未払費用」ならば
給料は「未払給料」「未払人件費」家賃ならば「未払家賃」「未払地代」と言う風に勘定科目を分けて帳簿を作りやすくしている会社もあります。

勘定科目を分けていることを税務署に解るようにしておけば何も問題ありません。

「未払金」と「未払費用」は申告書類に記載するので記載漏れに注意

「未払金」と「未払費用」は資産や負債の未払い分は「未払金」、そして経費全般の未払い分は「未払費用」として計上します。

しかしここで注意して欲しいのが決算書類を作成するときにすべての項目を記載する義務があります。

「未払金」○○円、「未払配当金」○○円、「未払給料(人件費)」○○円「未払家賃(地代)」○○円。

その他の「未払費用」○○円、これらをきちんと分けて記載する必要があります。

「未払金」「未払費用」に該当する科目の合計があっていないと税務調査の際に引っかかりますので記載漏れのないようにして下さい。

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