感謝は「心からありがたいと感じること」。
感謝という言葉は特定の相手に対してお礼の気持ちを感じているようなときに使います。
感激は「激しく感動すること、心が奮い立つこと」。
感動するという意味では、感謝という気持ちに似ている面はありますけど、そういった気持ちとは別の気持ちを感じたときにも使うことができるのです。
「感謝」の意味
感謝とは、心からありがたいと思うことで、何かしら助けてもらったときなどに感じる気持ちのことを指しています。
お礼の気持ちを表現するようなときに感謝という言葉を使うことが多いです。
人によっては感動するような状況というのもあるでしょうし、感謝と一口に言っても、その気持ちの中身というのは違いがあると言えるのでしょう。
「感激」の意味
感激とは、心を強く動かされることや感動することを意味している言葉です。
自分のために何かをしてくれたようなときには、その相手に対して感激するという状況がありえます。
だから、そういった気持ちになるという意味では、感謝のときに抱く気持ちと似ている面があるのです。
相手に対してお礼の気持ちを表現するような言葉と言えますから。
「感謝」と「感激」の用法や用例
「私はこの前財布を落としてしまったのだが、それがちゃんと警察署に届けられていて、本当に届けてくれたことに関して感謝をしているんだ。」
「この前の私の誕生日では、私がずっと欲しかったものを友達が贈ってくれて、それを知ったときには本当に感激したんだ。
そこまでしてくれるんだ?って思って、見直してしまったよ。」
感謝と感激というのは気持ちとしては似ている
感謝と感激というのは全く同じではないものの、特定の人間に対する気持ちを表現した言葉であり、非常に似ていると言えます。
特定の相手に対して感動しているという状況は一致しているので、そういう意味では特定のケースにおいてどちらを使うべきか?というのは、悩む可能性も大いにあるでしょう。
感謝と感激の使い分けは主観によるところが大きいです。