カスタードクリームの材料は牛乳、卵黄、砂糖、薄力粉の4つであり、アングレーズソースの材料は牛乳、卵黄、砂糖の3つ。
どちらも場合によってはバニラエッセンス又はバニラビーンズが加わることもあります。
2つの大きな違いは薄力粉の有無であり、とろみの強さです。
粉類が入るか入らないかでカスタードになるかアングレーズになるかが変わります。
カスタードクリーム
カスタードクリームの基本的な材料は牛乳、卵黄、砂糖、薄力粉の4種類からなり、薄力粉を加えていることからアングレーズソースよりも粘り気があり、もったりとしていることが特徴です。
使われるものや、お店によってはバニラエッセンスやバニラビーンズを加えたり、カスタードを炊き終わった後、風味をより出すためバターを合わせる店などもあります。
アングレーズソース
アングレーズソースの基本的な材料は牛乳、卵黄、砂糖の3つです。
材料やレシピについてはカスタードクリームとほぼ同じですが、大きな違いは薄力粉が入らないことです。
その為、カスタードクリームと比べサラリとしています。
味はカスタードクリームと同じなのでカスタードクリーム味のソースと思っていただけると分かりやすいです。
カスタードクリームとアングレーズソースの使い分けについて
カスタードクリームはアングレーズソースと比べ粘り気が強く、もったりとしています。
シューの中のクリームとして絞られたり、タルトの生地に絞られるアーモンドペーストと合わせて焼かれたりする際などによく使われます。
アングレーズソースはサラリとした液状のソースです。
デザートソースとして使われることが多く、皿盛りデザートのデコレーションや、ケーキに添えるトッピング、プリンの上に敷き砂糖を塗しクレームブリュレにしたり、アイスクリームの材料としても用いられます。
カスタードクリームとアングレーズソースの違いは薄力粉の有無。
カスタードクリームもアングレーズソースも基本的な材料はほぼ同じであり、大きな違いは薄力粉が入るかどうかの違いとなります。
これが入ることにより口当たりがもったりしているか、サラリとしているかが変わります。
その為、味の面で言うなら口当たりが違うため少しは印象が変わるとは思いますがカスタードクリームもアングレーズソースも同じ味であり、アングレーズソースはカスタード味のソースであり、カスタードクリームはアングレーズ味のクリームという事になります。